【確定拠出年金】ブロガーの節税方法。徹底比較!【小規模企業救済 / 経営セーフティ救済】

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フリーランスでプロブロガーの伝助です。節税を色々考えていますが、最初に結論を言うと、ブロガーにとっては経営セーフティ共済が一番良いかな、と思います。

確定申告&忙しい3月期が終わったので節税について色々調べてました。私のような個人ブロガーが行う定番の節税は次の3つです。確定拠出年金、小規模企業共済、経営セーフティ共済。考察していきましょう。

確定拠出年金とは?メリット・デメリット

確定拠出年金とは、自分で作る年金です。毎月の掛金は全て所得控除となり、また受け取る際には、かかる税金が優遇されます。節税効果は一番高いらしいですが、原則として60歳まで受け取れないという点が非常にネックです(国民年金と一緒)。

大きな金額を積み立てると、イザというとき動かせない。だからといって、月5,000円程度の小額な掛け金で行うと、節税としても老後の蓄えとしても、あまり意味が無くなるので、自分の収入を考慮して、却下としました。

ただし、いつか年収3000万ぐらい稼げるようになったら、最大限適用(年間84万円)しようと思います。待ってろよ~。

ちなみに申し込み方法はやたら面倒らしいです

小規模企業共済とは?メリット・デメリット

小規模企業共済とは、自分で作る退職金の積立です。20年間、しっかり払い続ければ、そこそこ増えて返ってきますが、20年未満で解約すると元本割れとなります(大体の場合)。

収入の安定している方向けだと思いました。私は収入が安定していないのでスルーします(今後10年、20年とブロガーを続けるつもりですが)。

ただし、 課税される所得金額 が900万円以上(税率33%以上)の方なら、元本割れの可能性を含めても、十分にお得になる可能性が高いので積極的に検討することをお勧めします。

元本割れしても最大で20%減なので、そういう計算(900万円以上はアリ)になります。

経営セーフティ共済とは?メリット・デメリット

経営セーフティ共済の概要

経営セーフティ共済とは、取引先倒産時の保険です。取引先から売掛金回収が困難となったときに、共済金の貸付けが受けられるというものです。

毎月払う掛け金は決まった範囲内で自由に決められます。掛け金は所得から全額控除されます。そしていつか解約して受け取った際は通常の所得扱いとなります。

取引先どうこう、ということで一見、個人ブロガーには縁の無い話に聞こえますが、上手く利用すれば高い節税効果が得られる場合があります。小規模企業共済と異なり、40ヶ月以上継続すれば元本割れしない、というのもハードルが低いです。

最初の1年で解約すると全額没収ですが、1年を過ぎたら最低でも80%は返ってきます。なので所得が多い年に金額を積み立てておいて、極端に所得が減った際に解約して引き出す、という感じです。

経営セーフティ共済の節税効果。具体的な計算例

仮に今年の所得が400万円だった場合、所得税額は372,500円ですが、50万円を掛け金として投じれば今年の所得税額は272,500円になります(-100,000円)。

そして40ヶ月以上の後、所得が200万円の年に解約して50万円を受け取るとすると、200万円で所得税額は102,500円、250万円で152,500円、その差50,000円なので、結果的に50,000円が節税できたことになります。

少しの手間で50,000円は大きいです。もっと稼いでい入る方なら、もっと激しくやればさらに節税効果は高まりそうです。国が提供している制度なので、ブッコめる方は遠慮せずブッコんじゃいましょう。

ブロガーは経営セーフティ共済がお勧め?注意点も

注意点としては、収入の安定している方だと効果が出ない可能性が高いです。所得が乱高下する方が積極的に検討すべきだと思います。自分もですが個人ブロガーなんて大体そうでしょうね。

また、自分は個人でやってる小規模ブロガーなので、共済金の貸付を利用するということも、まず無いでしょう。あくまで40ヶ月以上貯めこんで、解約のタイミングを見計らうだけです。わかりやすいです。

しかしもし、収入が安定し続けたままリタイアして、最後に解約した場合、節税効果はほぼ無くなります(多少損する可能性も)。

ただしその場合、現役の間ずっと収入が安定していた、ということなので、それはそれで良かったと思えます。ブログ生活がポシャったときに被害を抑えられる、定年(?)まで上手く続いたら少し損かも、という感じです。保険の意味合いが強いです。

※ご利用は自己責任でお願いします。

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