副業を本業にしてフリーランスになる前に絶対に確認すべきポイント3つ

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こんにちは。WEBライターの「さと」

「副業である程度の収入を得られるようになってきた。いずれは独立を考えようかな…」

この記事を読んでいる人の中には、既に何かしらの副業で収入を得ている人もいるかと思います。

またネット上では、YouTuberの登場やブロガーの登場により、様々な働き方が注目されるようになりました。「フリーランス」もその一つです。

会社のルールや時間に縛られない自由な生活。そんな生活を夢見て、フリーランスに転向しようとする人は少なくありません。しかし、収入基盤や今後の計画もないままいきなり会社を辞めてフリーランスに転向するのはあまりにも危険な選択です。

この記事では、副業を始めたことで「会社員のほうがよかった…」と後悔してしまわないように、

  • 副業を本業にするタイミング
  • 副業を本業にするために必要なリスク分散

を紹介します。副業を本業にしようと計画している人は必見です!

副業を本業にする目安3項目。

出典:https://www.pakutaso.com/20190321066apple-5.html

多くの人が気になるであろう「副業を本業にする目安」から紹介します。

収入があっても何にいくらかかるか分からないから不安…
どれくらいの収入があれば副業を本業にしていいの?

という悩みを抱えている方もいるかと思います。私自身もそうでした。

結論から言うと、以下の3項目をチェックしておくことが必要です。

  • 副業の収入が本業の収入を超えているか
  • 副業の収入で、月・年にかかる費用は支払えるか?
  • その副業に、将来性はあるのか?

もちろん、この3項目をチェックしたからと言って「絶対に大丈夫!」とは言い切れません。あくまで一つの目安として抑えておきましょう!

目安①副業の収入が本業の収入を超えているか

副業を本業にするのなら、「副業の収入が本業を超えているか」を1つの指標にしましょう。

本業を辞めれば時間ができる!収入なんてこれから増やせるから今は0円でOK!!

なんて声も聞こえてきそうですが、この思想はあまりにも危険です。

なぜなら、現時点で稼げていない副業を本業にしたところで「稼げる可能性」が低すぎるからです。

最低限の安定した収入が担保されている会社員とは違い、仕事が途切れたら自分に入ってくるお金はありません。全くのゼロです。

最低条件として、「副業の総収入が本業の総収入を超えているか」は必須と言えます。

目安②【最重要】副業の収入で、月・年にかかる費用を支払っても余裕があるか

皆さんには「固定費」と言うものが必ずありますよね。

家賃、水道光熱費、通信費など、毎月必ずかかる固定費があります。独立したところでそれらを支払えなければ生活すらできません。副業を本業にするのなら必ず「何月にいくらかかるか」をリストアップしておくことが必要です。

月あたりの固定費さえ出していればいいのでは…?

と思うかもしれませんが、それではまだ詰めが甘いです。なぜなら、月ごとにかかる固定費は変わるからです。例えば5月には自動車税の支払いがあるし、2年に1回は車検がある方もいます。

更に、会社員時代では勝手に給料から天引きされていた「住民税・所得税・社会保険料・国民年金」を、自分で納付しなければなりません。これらも納付月が決められているので、固定費は月によって異なるのです。

まずは、毎月かかる費用をチェックしましょう。私の場合は、以下表のようになります。

■毎月かかる費用

家賃 50,000円
水道代(2月に1回) 4,500円
ガス代 3,000円
電気代 2,500円
通信費 5,000円
自動車保険 6,000円
生命保険 5,000円
ソフトウェア月額 2,000円
社会保険料 19,800円
国民年金 16,500円
固定費計114,300円

■不定期にかかる費用

自動車税(5月) 34,500円
住民税(6・8・10・1月) 4,500円
車検(2年に1回) 80,000円
得税(2月〜3月の確定申告時)73,900円

私の場合、固定費だけで「114,300円/月」かかります。更に、不定期にかかる費用として自動車税などの費用もかかります。副業を本業にした時に、果たしてこれらの金額を支払うことができるのか?も視野に入れると良いでしょう。

【重要】固定費は、削れるだけ削ろう。

副業の収入で月々の固定費を支払えるようにする!と言う考え方も必要ですが、「固定費を減らす」のも必要な思考です。月々の支払いを1万円減らせれば、年間にして12万円もの節約になります。

皆さんの生活の中に、無駄に支払ってしまっているものはありませんか?それらを節約できれば、副業を本業にする難易度も下げられますよ!

身近に節約できる物をリストアップしてみました。「格安sim」や「電気会社の変更」などは、私も実践していたことなので確実に高い節約効果が期待できます!

項目料金の変化節約効果
通信費の基本料金
例)大手キャリア→格安sim
10,000円/月→2,100円/月7,900円/月
電気代の基本料金
例)大手電力会社→Looopでんき
3,800円/月→2,400円/月1,400円/月
定期サービスの月額料金
例)月額制のスマホアプリなど
2,000円/月→0円2,000円/月
生命保険の保険料6,000円/月→0円6,000円/月
損害保険の保険料6,000円/月→0円6,000円/月

通信費は、3大キャリアから格安simのスマホに乗り換えるだけで月7,900円の節約ができます。年間にしてなんと「94,800円」!かなりの節約効果が期待できますし、実際に私もそれだけ節約できました。

ちなみに、格安simのサービスを提供している会社の例は以下のとおり。

  • LINE MOBILE
  • 楽天モバイル
  • mineo
  • UQモバイル
  • Y!Mobile
  • U-Mobile

皆さんも一度は聞いたことがある名前ばかりだと思います。大手キャリアから格安simに乗り換える方法は若干面倒臭いところがありますが、ネットに載っている情報で十分理解できるはずです。

私はauで契約していましたが「LINE MOBILE」に乗り換えました。
「au ラインモバイル 乗り換え」などで検索すれば、乗り換え手続きの方法などを詳しく解説してくれているサイトが見つかりますよ! by筆者

ちょっと調べるだけで年間10万円の節約になるなら安いものですよね。その他の固定費も節約できる余地はあるはずなので、徹底的な節約をおすすめします。

「車を持たない」は最強の節約!!【節約は大きなものから】

自家用車を持っている人に質問です。

  • 「あなたは、車関連の費用を年間どれくらい支払っていますか?」
  • 「今住んでいる地域は、車が無いと生活が困難ですか?」
  • 「あなたの生活には車が必須ですか?」

なぜこの質問をしたかと言うと、「車を手放すことによる節約効果は絶大」だからです。都市部にお住まいの方以外は、大半の方が保有している自家用車。

では果たして自家用車にどれくらいの費用がかかっているか、表にして見てみましょう。

ローン20,000円
維持費(※)12,400円(※)
車検料金
(1か月あたり、100,000÷24で算出)
4,166円
自動車税
(排気量1,000cc〜1,500ccの場合・1ヶ月あたり、34,500÷12で算出)
2,875円
合計39,441円

(※)引用:2019年 全国カーライフ実態調査 | ソニー損保 より 維持費は、保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等の合計。

不定期にかかる自動車税・車検の費用を1ヶ月あたりとして計算した場合、約40,000円を毎月車のために捻出していることになります。つまり、車を手放せば副業を本業にする難易度が40,000円分下がる、ということになります。今一度以下の問いを考えてみて、自家用車を手放すことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

  • 「あなたは、車関連の費用を年間どれくらい支払っていますか?」
  • 「今住んでいる地域は、車が無いと生活が困難ですか?」
  • 「あなたの生活には車が必須ですか?」

今お住まいの所が車が必要な地域で、ちょっと家賃上げれば車がいらない場所に住める!という場合は引越しを考えてみるのもおすすめですよ!

目安③その副業に、将来性はあるのか?

これからやろうとしている仕事に将来性がなければ、勇気を持って始めたところで仕事を貰えなくなってきます。

当然ながら、仕事が貰えなくなれば収入もなくなるので生活が困難になりますよね。とはいえ、本業にしたい仕事に将来性があるのか?を見極めることもなかなか難しいと思います。

そこで、参考までに「これから成長が期待される8つの業界」を紹介します。これから始める副業に該当しているかどうかチェックしておくのも良いですね。

これから成長が期待される8つの業界
①IT業界
②インターネット広告業界
③モバイル業界
④駐車場業界
⑤医療・介護業界
⑥人材派遣業界
⑦観光業界
⑧エンターテイメント業界

引用:これから伸びる業界・衰退する業界まとめ!2019年版|ゼロワン転職MAGAZINE

副業を本業にするなら、リスク分散が重要。

出典: https://www.pakutaso.com/20180234040pc-30.html

結局、会社員×副業が最強。

この記事では、散々「フリーランスの場合」について解説してきましたが、結局一番安定しているのは「会社員×副業」のスタイルです。

なぜなら、「会社員×副業」のスタイルであればお互いの短所を補えるからです。

会社員の短所 フリーランスの長所
・給料が安い場合がある ・労働時間の制約がある ・人間関係を選びにくい ・自分の価値が上がれば給料は上がる。 ・労働時間は自由 ・人間関係を選びやすい
フリーランスの短所 会社員の長所
・収入に安定感がない ・確定申告が面倒 ・孤独を感じやすい ・基本的に収入は続く ・年末調整で税額が決まる ・基本、チームでの仕事

特に、「安定かつ継続した収入」は、会社員であることの最大のメリットです。これを確保しながら収入を得られるのは「会社員×副業」の最大のメリットと言えます。

フリーランスの短所も、見方を変えればプラスに働く。

とはいえ、先ほど紹介したフリーランスの短所である

  • 収入に安定感がない
  • 確定申告が面倒
  • 孤独を感じやすい

は、考え方を変えれば長所にもなりうるのです。

会社員の収入だと、昇給があっても「年数千円」です。いくら経験を積んで自分の価値を高めても、それに見合った値札をつけてくれる会社は少ないでしょう。

一方、フリーランスは「実力主義」の世界なのでやらなければゼロだし、やればやるだけ収入は青天井です。

「孤独を感じやすい」のもプラスに働くことがあります。

会社だと強制的に人と出会うことになるのでイヤな人とも関わることがあるでしょう。フリーランスになれば出会いたい人はある程度自分で選べます。その分人間関係のストレスが激減します。

今ではSNSやオンラインサロンなどを通じて自分が会いたい人に会える仕組みがあります。

職場の同僚が主催するような合コンに行かなくても、マッチングアプリを使えばはるかに良いコスパで出会いがあります。

このように、一般的にフリーランスの短所と言われている事も、考え方を変えればプラスに働きます。

副業を本業にして、それ一本にするのは危険。

もし今の副業で大きく収入を上げてたとしても、1年先、3年先、5年先…と同じように稼げる保証はありません。

その産業が衰退すれば稼ぎにくくなりますし、突然「今月からの発注は無しにします」と言われることもよくあります。私がいるライター業界でも「会社の方針が変わったから記事の発注は一度ストップします」なんてことは珍しくありません。

そんな世界で、仕事を1つだけに絞るとどうなるでしょうか?もしその1つがダメになったら、収入はゼロになってしまいますよね。

そうならないためにも、収入の柱となるものを複数立てておくことが重要です。

ここで選ぶ仕事も、先ほど紹介した「これから成長が期待される8つの業界」を参考にしてみると良いでしょう。「ランサーズ」や「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトでも、多種多様な案件が毎日更新されています。「実際にどんな仕事があるのかな?」とチェックしてみるのも良いでしょう。

副業を本業にするなら、タイミングを見計った上でリスク分散せよ。

出典:https://www.pakutaso.com/20141138308post-4794.html

この記事では、副業を本業にしようと考えている人向けに、

  • 副業を本業にするタイミング
  • 副業を本業にするために必要なリスク分散

について紹介しました。副業が波に乗ってきて、本業にしたい!と考えている場合は以下の項目についてチェックしましょう。

  • 副業の収入が本業の収入を超えているか
  • 副業の収入で、月・年にかかる費用は支払えるか?
  • その副業に、将来性はあるのか?

特に、固定費の支払いは余裕を持ってできるようにしましょう。自動車や通信費など、大きく節約できそうな所は積極的な節約が大事です。

そして、もしも仕事が無くなったりしたときのリスク分散の考え方も必要です。例えばライターを本業にするならば、副業としてプログラミングをやる、など。方法は何通りもあります。

副業を本業にすることで得られるメリットは多いですが、デメリットも視野に入れることが必要です。ぜひこの記事を参考にして、自分の望む働き方を実現させましょう!

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