転売をする際に古物商許可は必要?知っておくべき法律とは?

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プロライターKWです。

「転売してお金稼ぎたいんだけど、転売って犯罪なの?」
「古物商って何?なんか難しそう・・・」

転売を始めたばかりの方やこれから始めようと考えている方にとって、転売は法律の点で悩む場合が多いかと思います。

たしかに法律ってややこしくて分かりづらいですよね。

でも転売をするなら知っておかなきゃいけない法律があるんです。

「転売してたら知らないうちに捕まってニュースになったわー(笑)

とかなったらシャレになりません。

この記事を読んでいるあなたには、絶対に捕まって欲しくありません!(ちゃんと法律を守れば、逮捕されることは無いので安心してください。)

そのために、この記事では転売を行う上で、知っておくべき法律を解説していきます。

古物商許可の取得

転売を行う際には基本的に古物商許可という許可が必要になってきます。

「古物商ってなに!?」

という方もいると思うので説明します。

古物商とはめちゃくちゃ簡単に言うと、

「お金稼ぎのために中古品を売る人」

です。

どうですか?簡単でしょ。笑

ですので、転売でお金を稼ごうと考えている人も古物商にあたります。

日本では「古物商は仕事をするなら古物商許可を取れ!」と法律で定めています。

ただここで押さえておきたいのは、「自身で使う目的」で購入し、不要になったモノを売る、というのは古物商に当たりません。

ですので家庭でいらなくなったモノを、ヤフオクやメルカリに出品するのは問題ありませんよ!

古物商許可が必要なのは、「継続的に利益を出す」意思があり、仕事として中古品など仕入れを行って利益を出そうと考えている人です。

古物商許可が必要にもかかわらず、許可を得ないで転売をしていた場合、

「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」

というめちゃくちゃ重い処罰を受ける可能性があります。

転売を本格的に行おうと考えているなら(逮捕されたくないなら)、古物商許可を取っておくことをオススメします!

転売が違法になるケース

実は古物商以外にも、転売をする上で知っておくべき法律や規則などがいくつかあるので紹介します。

チケット転売(ダフ屋)

ミュージシャンのコンサートやアイドルの握手券などの転売は違法です。

日本の多くの都道府県では、迷惑防止条例においてチケットの転売を違法としています。

人気アイドルのチケットを大量に仕入れて、

「オタクに高く売りつけてやるぜ!!」

という悪質な行為はできません。犯罪です。逮捕されちゃいます。

それ以前にオタクがかわいそうです。やめましょう。

実際に逮捕されている人がいるにもかかわらず、チケットの転売は利益率が高いため、悪質な転売ヤーが後を絶ちません。

チケットの転売はやらないようにしましょう!

※自己都合で行けなくなった場合の譲渡や、定額以下での販売は法律違反になりません。

チケット転売に関する違法性の詳細は以下記事をご参考に。

偽ブランドの転売

偽ブランド品(コピー品)の販売はもちろん犯罪です。商標法という法律違反にあたります。

ブランド企業の商標(名前)を大きく傷つける行為です。

さらに知ってて販売した場合には、非常に重い罪です。

企業から何億円という損害賠償を請求されてもおかしくない罪です。

中国などでたくさん仕入れた「グ○チ」や「ルイ・ヴィ○ン」を売ろうとする輩がいますが、絶対に真似しないようにしましょう。

またオークションは素人などが出品するため、偽ブランド品が扱われている可能性もあります。

そこから仕入れると、自分の知らないうちに偽ブランド品を扱ってしまうことになるので、本当に気をつけましょう。

とはいうものの、素人では判別が難しい偽ブランド品も多くなってきています。

特に最近の偽ブランド品は、厄介なことに非常に完成度が高い!

「これがニセモノか〜」と感心してしまうほどです。

中国はこんな偽ブランド品を作ってないで、他のことにこの技術を使えよ!といつも思っています。(笑)

ブランド品を転売する際は、偽ブランドじゃないか常に注意しましょう。

お酒の転売

お酒の転売も禁止されています。これは酒税法という法律に違反します。

特にウイスキーやワイン、焼酎などの一部人気銘柄はプレミアがつき、定価の何倍にもなっているお酒も存在します。

しかしお酒を売るのには酒類免許という特別な免許が必要です。

ワインコレクターの方など価値のあるお酒をたくさん持っているとは思いますが、免許なしで販売はできないので気を付けましょう。

まとめ

ここまで転売する上で知っておくべき法律や禁止事項などをまとめました。

抑えておくべきは、以下の4点です。

  • 古物商許可を取ろう(転売するなら必須アイテム)
  • チケットの転売はやめよう(オタクがかわいそう)
  • 偽ブランド品の転売もやめよう(めっちゃ犯罪)
  • お酒の転売もダメ(いいお酒は自分で飲もう)

これらを守っておけばとりあえず逮捕されることはないでしょう。

転売でガンガン稼いでいくためにも、法律面や禁止事項などの意識はしっかり持つようにしましょう。

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