「ブログの習慣化は、簡単です。」
こういった発信をしている人がたまに見かけますよね。僕もその意見には同感です。
しかしこうやって聞くと、
「続けて成果を出せている人のポジショントークだ!」
「あの人だからできるんだ!常人にはそんなことできない!」
と思ってしまうでしょう。僕もかつてはそうでした。
最初は勢いよく始められるけど、だんだんと失速していって継続できない、なんてことよくありますよね。
そこで今回は、そんな継続が苦手な人(かつての僕含め)に向けて、ライターを始めて2ヶ月、毎日文章を書き続けている僕が、「ブログを習慣化する方法」について解説していきます。
本記事では、
- なぜブログを習慣化できないのか
- なぜブログを習慣化するのが簡単なのか
- ブログを習慣化できたらどうなるのか
- ブログを習慣化する具体的な方法はなんなのか
について解説していきます。
ブログを書いている方、webライターとして活動している方で、「習慣化できない!」と悩んでいる方は必見です。
ブログを生活のリズムの一部にすることで習慣化が可能。【結論】
出典:https://pixabay.com/ja/photos/朝-コーヒー-カップ-ドリンク-819362/
まず結論から言うと、ブログを習慣化するためには「ブログを生活のリズムの一部」にすればOKです。
ブログを生活のリズムの一部に取り入れることで、ブログの習慣化が簡単にできるようになります。(個人差あり)
では、具体的にどのようにしてブログを生活に取り入れれば良いのでしょうか?
まずは皆さんの生活をイメージしながら考えてみましょう。
この記事を読んで頂いている方には、平日に日中は会社に勤めている方が多いかと思いますので、通常の会社員の生活に、「ブログ」を当てはめていきましょう。
なお、ここで紹介する例はほんの一例ですので、いろいろな方法を試しながら自分に合う方法を模索してみましょう!
朝起きてパソコンを開けば目が覚める。
まず、朝起きたら「すぐ」PCを開きましょう。
なぜ「すぐ」にこだわるかというと、パソコンやスマホの画面の光源を浴びることで、「目覚めがよくなる」からです。
「目覚めが良くなる」なんて、朝が苦手な方にとっては非常に魅力的ですよね・・・!
では、なぜパソコンやスマホのパソコンやスマホの画面の光源を浴びることで、「目覚めがよくなる」のでしょうか。
その秘密は「ブルーライト」にあります。
パソコンやスマホの画面の光源であるLEDには「ブルーライト」が含まれており、ブルーライトを朝に浴びることで体内時計が「朝だ!」という認識をし、次第に目が覚めていくのです。
「ブルーライト」と聞くと、「寝付けなくなる」などのマイナスイメージが持たれがちですが、
朝にブルーライトを浴びると逆に「目が覚める」ので、朝が苦手な方にとってはおすすめです!
まずは3日、1週間「朝起きたらパソコンを開く」をルーティンにすることをおすすめします。
朝起きたらまずスマホを見るような感覚でパソコンを開くようになればそれはもう立派な「習慣化」ですよ!
昼休みはメモアプリで執筆
記事執筆のメインの媒体は、多くの人がパソコンを利用していると思いますが、さすがに会社に持っていくことはできないですよね。
そこで活躍するのがスマホのメモアプリです。
メモアプリを駆使すれば、電車での通勤時間、トイレの中、会社の昼休みなど、様々な隙間時間を効率的に活用することができます。
ブログの習慣化には、「毎日文章を生産することに慣れる」ことも重要です。
隙間時間をうまく活用することで、少なからず頭を使うことになりますし、文章も生み出せます。
最初は文章を考えるのが億劫になりがちですが、慣れてくるとかなりの隙間時間を有効に扱えることができるのでおすすめですよ!
ちなみに、iPhone・MacユーザーだとApple純正の「メモ」アプリが非常におすすめです。
iPhoneに書いたメモと、Macから見ることのできるメモが自動的に同期され、共有できる仕組みになっているので、パソコンへの文章コピーが非常に楽になっています。Appleユーザーはぜひ活用してみましょう!
隙間時間には構成を作るのがおすすめ。
電車での通勤時間、トイレの中、会社の昼休みなどの「隙間時間」には、ぜひ「構成」を作っておくことをおすすめします。
例えば以下のような感じ。
<タイトル>ブログの習慣化の秘訣は「生活のリズムに組み込む」こと。
〜導入文〜
<h2>ブログを生活のリズムの一部にすることで習慣化が可能。【結論】</h2>
<h3>朝起きてパソコンを開けば目が覚める。</h3>
<h3>昼休みはメモアプリで執筆</h3>
<h3>隙間時間には構成を作るのがおすすめ。</h3>
<h3>夕食後本文を執筆する</h3>
〜中略〜
<h2>まとめ【ブログを習慣化できない原因を知り、ブログを生活の一部にしよう!】</h2>
〜まとめ文〜
このように、「構成」から先に作っておけば、帰宅後の記事執筆スピードが飛躍的に上昇するので、ぜひ試してみてください!
構成を作るおすすめの順序は、
- タイトル
- 見出し<h2><h3>・・・を作る
- まとめ文(見出しをもとに)
- 導入文
- メタディスクリプション
- 本文
です。本文よりもまとめ文を先に書くことで、記事作成の際に迷子にならずに済みます。
ちなみに「構成の作り方」について詳しく説明している記事がありますので、以下の記事を参考にしてみてください。
パソコンを使うことができない時間をうまく活用して、構成を完成できるようになれば、ブログの「習慣化」も夢じゃありません。
私もこの方法で、毎日3,000文字以上の記事を執筆できるようになりました。
夕食後本文を執筆する
さて、帰宅後に夕食やお風呂を済ませた後は本文の執筆に取り組みましょう。
この時も、構成を完成させてから記事作成に取りかかるのがおすすめですよ!
夜は特に「眠気との勝負」になります。できるだけ眠くなる前に記事を完成させたいものですよね。
眠くなり始めてしまったら、
「ちょっと仮眠のつもりが朝まで寝ちゃった」
「明日の朝やればいいと思ったけど結局朝はギリギリまで寝ちゃった」
ということになりかねません。結果として「ブログの習慣化」にもつながらなくなってしまいます。
そのためにも、朝の時間や昼の隙間時間をいかに効率よく使えるかが鍵となってきます。
とはいえ眠たい目をこすりながらパソコンに向かったところで、誤字脱字も増えてしまいます。ひいては記事の質も悪くなってしまいます。
そうなってしまったら本末転倒ですよね。当然ですが、眠くなり始めたら無理せず寝ましょう。
ブログを習慣化するには「順番を崩さない」ことが重要。
ブログを習慣化するためには、生活に組み込む「順番」を崩さないことが重要です。
生活に組み込む「順番」を崩してしまうことで、脳は「行動パターン」を記憶できなくなってしまうためです。
行動パターンを脳が記憶するということはつまり「習慣化」されている状態であり、「意志の力」に頼らずとも行動できる状態にある、と言うことです。
朝起きたら特に何も考えずとも自然とスマホを開く人は多いかと思います。まさにあれが「習慣化」の一例ですよね。
スマホのように「習慣化」されれば、わざわざ「パソコンを開こう!」と思わなくてもパソコンを開くようになりますよ。
「ルーティン」を作る。
まずは自分の中で「ルーティン」を作ることが重要です。
「ルーティン」を作ると、脳に行動パターンがインプットされていき、徐々に習慣化ができるようになります。
毎日「朝起きる→パソコン開く」のセットを繰り返すのがコツです。
例えば、1日目は「朝起きる→パソコン開く→歯を磨く」だったのに、2日目は「朝起きる→歯を磨く→パソコン開く」という感じにしてはいけません。
スタンフォード大学教授のB.J.フォッグ氏によると、「新しい行動は、今すでにやっている事に付随する」と述べています。
今回の例だと、「朝起きた」という、”今すでにやっていること”に「パソコンを開く」と言う新しい行動が付随するのです。
このように、「朝起きる→パソコン開く」はセットで考えると、次第に習慣化されていく、と言うことが脳科学でも証明されているんですね!
達成が難しい「ルーティン」は避けよう。
「習慣化」にあたって、重要な考え方は「達成するのを簡単にすること。」
「続ける脳」を作るためには、「完璧主義を捨てる」ことが重要だと脳科学者の茂木健一郎氏は述べています。
つまりどう言うことかと言うと、以下の事例を参照してください。
ブログ初心者が「朝起きたら2,000文字書く」と言う目標をたて、最初は早起きして達成できていたものの、次第に朝起きるのが億劫になっていき、気づけば朝パソコンを開くことすらもやめてしまっていた。
と言うもの。この事例には問題点が2つあります。
1つ目は「達成が難しい目標である」こと。
2つ目は「難しい目標のまま継続しようとした」こと。
順に説明していきましょう。
達成が難しい目標だと挫折する。
まず、1つ目は「達成が難しい目標である」ことについて。
「朝起きたら2,000文字書く」と言う大層な目標を掲げたとしても、ブログ初心者がそれを達成できるか?といったらなかなか難しいのではないでしょうか?
最初は朝早く起きたりして頑張ることができるのですが、その熱も続かないのが人間というもの。でもそれは当たり前のことですし、目標を達成できない自分を責めることは必要ありません。
難しいことを継続できないのは脳の構造上の問題なので仕方ありません。
ではどうすればよいか?
極端な話、「朝起きたらパソコンを開く」だけでもいいのです。
今「頑張らなければいけない」ほどの目標を掲げている人は、今一度目標を見直してみてはいかがでしょうか?
まずは、簡単に達成できそうな目標をたてることをおすすめします。
難しい目標のまま継続しようとしない。
2つ目の「難しい目標のまま継続しようとしていたこと」。
つまり、「難しい目標のままだと継続できないので、途中で簡単な目標にシフトしちゃおう!」ということです。
事例にもあった、
「次第に朝起きるのが億劫になっていき、気づけば朝パソコンを開くことすらもやめてしまっていた。」
という現象では、「難しい目標のまま継続しようとしていた」ことが問題点です。
「朝から2,000文字を書く」ために朝早く起きていたので、それをするのが億劫になってしまっているんですね。
「朝起きるのだるいなぁ」と思うのは「継続できない」という体からのサインです。
ここで重要な考え方というのが、「目標を簡単にする」ことです。
「朝から2,000文字を書く」目標を達成できないのであれば、思い切って「朝100文字書く」まで簡単にしてみましょう。
そうすると、なんだか達成できそうな気がしませんか?
このように、継続するのがだるいなと感じ始めたら、途中で目標設定を変えるのも一つの選択ですよ。
実は、「習慣化」は身近にある。
実は、誰にでも「習慣化」できていることは少なからずあります。
それは意外と身近なところにあるのをご存知ですか?
例えば以下のようなもの。
- 冷蔵庫を何気なく開ける
- 起きたらスマホを見る
- 朝、まず歯磨きをする
- 会社のデスクについたらパソコンの電源を入れる
これらは全て「習慣」であり、やらないと何か違和感を感じたり、落ち着かなかったりしますよね。
では、この中に「ブログを書く」が入ってきたらどうでしょうか?
ここでは、ブログを習慣化できたらどのようなことが起こるかを解説します。
習慣化するとブログを書くのが辛くなくなる
習慣化できると、ブログを書くのが苦にならなくなります。
最初は「よし!ブログやるぞ!」といった感じで、決意して始めた方も多いかと思います。
しかし、その熱は最初だけで、多くの人は「継続できない」「利益が出ない」といった理由でやめてしまいます。
継続できない理由というのが、前半でも触れた「目標設定が大きすぎる」「目標設定が大きいまま継続しようとする」ことでしたね。
まずは無理のない目標からスタートすると、その目標が苦にならなくなり、少しづつ目標を大きくしていくことができます。
ブログを書くのが苦にならなくなれば「勝ち」といっても過言ではないでしょ。
まとめ【ブログを習慣化できない原因を知り、ブログを生活の一部にしよう!】
いかがでしたでしょうか?
ブログを習慣化できないのには、脳の仕組みに起因する原因があります。
まずはその原因を理解する事が重要です。
前半では、普段の生活にいかにしてブログを組み込めば良いのかを解説してきました。まとめると以下の通り。
- 朝パソコンを開き「ブルーライト」で目を覚ます
- パソコンを持ち歩けない場合は「メモアプリ」で執筆
- 隙間時間で「メモアプリ」を使って記事を執筆
- 夕食後本文を書く
なお、これはほんの一例ですので参考程度にしてみてください。最も自分に合う方法を模索しましょう。
そして、ブログを生活のリズムの中に組み込み、意識的に継続する事でそれが「習慣化」していくのです。
もしブログを習慣化できたら、
- ブログを書くのが辛くなくなる
- ブログを書かない事に違和感を覚えるようになる
といった感覚になり、「継続」そして「成果」に繋がってきます!
「習慣化する力=継続力」はブログ執筆に限らず、何をするにしても、成果を求める人にとって強力な武器となります。
ぜひ本記事の内容を実践して、「習慣化する力=継続力」という武器を得てブログで成果をあげましょう!
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