おはようございます。WEBライターの「さと」です。
SEO対策とはいっても、具体的にはなにをしたらいいの?
SEO対策についての本は、どれも専門用語が多すぎてわかりにくい。
そんな疑問に答えます。
この記事では、ブログで稼ぐ上で最も重要な知識である「SEO対策」の方法について解説します。
知れば知るほど奥が深いSEO対策。Google側でも不定期にアップデートが行われていて、サイト運営者はSEO知識のアップデートも余儀なくされます。
とはいえ、ブログ初心者にとってSEO技術は理解しにくく手をつけたくない領域。
なぜなら、ほとんどのサイトや書籍が専門用語だらけで理解しにくい内容になってしまっているからです。
そこでこの記事では、SEO対策の知識を手軽に身につけたい人のために代表的なSEOテクニックを9個紹介します。実践すればすぐに身につけられる内容ばかりなので、参考にしてみてくださいね!
SEO対策の代表的な方法6選
SEO対策には様々な手法があります。タイトルや見出しにキーワードを入れたり、スマホでも見やすい仕様にしたりと、挙げていけばきりがありません。
世の中のサイト運営者は、これらの様々な手法を駆使しながら、自分のサイトを検索上位に表示させて、各々の目的を達成するために努力しています。
今回紹介する代表的な方法は以下の通りです。
- タイトルの前半にキーワードを入れる
- 見出しにキーワードを入れる
- すでに検索上位に表示されている情報を網羅する
- サイト表示を軽くする
- 被リンク
- レスポンシブ対応(スマホでも見れる)ようにする
中には聞きなれない単語もあるかと思いますが、ご心配なく。専門用語は随時解説しながら記事を進めていきます。ぜひ今後のSEO対策の参考にしてください。
タイトルの前半にキーワードを入れる
SEO対策を少しでもかじったことのある人であれば、タイトルの前半にキーワードを入れることは常識中の常識でしょう。
例えば「ブログ SEO対策」で検索上位に表示させたいのなら、「ブログ」「SEO対策」の文字をタイトルに入れましょう。しかしタイトルにキーワードを入れるにあたり、いくつかの注意点があります。
- なるべくタイトルの前半に入れる
- 複数キーワードがある場合、なるべくキーワードどうしを離さない
- 同じ語を何度も使い、不自然な文章にしない
特に注意したいのが、最後の「同じ語を何度も使い、不自然な文章にしない」こと。2019年現在、Googleの検索エンジンは非常に頭がよくなっており、キーワードを不自然に詰め込んだような「あからさまなSEO対策」は簡単に見抜かれてしまいます。
検索エンジンに不正を見抜かれた結果、検索順位は急激に降下してしまいます。そうなるといくら本文が素晴らしかったとしても無駄になります。あくまでユーザー目線で読みたくなるようなタイトルをつけましょう。
例えば「ブログ SEO対策」で検索上位を狙うなら、以下のようなタイトルが好ましいと言えます。
- 「ブログのSEO対策ならこれを読め!手軽にSEO対策をする方法6選」
- 「ブログのSEO対策は”簡単”です。SEOのプロが教えるテクニックを公開!
このように、タイトルを通して読者に「手軽さ」「情報量」「情報の信頼性」を伝えるとOKです。
- 手軽さ=上記の場合は、”手軽”や”簡単”
- 情報量=上記の場合は、”6選”
- 信頼性=上記の場合は、”SEOのプロ”
タイトルの出来は、SEO効果を大きく左右するのでしっかりと作り込みましょう。
見出しの前半にキーワードを入れる
これも、前述したタイトルにキーワードを入れるのと同じような重要性を持っています。
特に<h2>の見出し(大見出し)にキーワードを入れると望ましいです。見出しの大きさに比例してSEO効果も上昇します。ちなみに<h1>と言われているものは記事タイトルのことです。
こちらも、タイトル同様以下の3項目に留意しましょう。
- なるべく見出しの前半に入れる
- 複数キーワードがある場合、なるべくキーワードどうしを離さない
- 同じ語を何度も使い、不自然な文章にしない
レスポンシブ対応にする(スマホでの表示も確認する)
自分のページを上位表示させるには、サイトをレスポンシブデザインにして、スマホでの表示を最適化しましょう。「レスポンシブデザイン」は、以下で解説しています。
レスポンシブウェブデザイン (Responsive Web Design, RWD) は、閲覧者の画面サイズまたはウェブブラウザに応じてデスクトップウェブページが閲覧できることを目指したウェブデザインの手法。
引用:レスポンシブウェブデザイン-ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典
つまり、スマホでも見やすいサイト作りが求められるということです。レスポンシブに対応していないとスマホ画面を横スクロールしなければならなくなります。
縦長のスマホ画面に、横長のPC画面が表示されるわけですから、使いにくいことこの上ないですよね。そのようなサイトはGoogleからもユーザーからも嫌われて終了です。
今やインターネットユーザーのほとんどがスマホからインターネットにアクセスしています。
私が運営しているサイトのGoogleアナリティクスデータを見ても、全ユーザーの8割以上がスマホからのアクセスであることが分かっています。
サイト作りや記事作りはパソコンで完結させる人がほとんどですが、「スマホでどのように表示されるか」を意識して運営しないと、そのサイトはオワコン同然です。
また、スマホ対応の重要性は、Googleが掲げる10の真実でも記載されています。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
世界はますますモバイル化し、いつどこにいても必要な情報にアクセスできることが求められています。
引用:Googleが掲げる10の真実
Safari・Google Chromeでのスマホ表示の確認方法は、以下の記事で詳しく書いているのでぜひチェックしてみてください!
すでに検索上位に表示されている情報を網羅する
SEO対策では「網羅性」が重要と言われています。Googleには、この「網羅性」のあるコンテンツが求められています。
網羅性のあるコンテンツとは、ユーザーが求めている情報を網羅しているコンテンツを指します。
たとえば、検索上位に表示されているページA~Eがあったとして、それら5サイトの情報が1つのサイトに網羅されていると、網羅性のあるコンテンツと呼べます。
ブログ記事を作成するとき「どんなものを書いたらいいんだろう?」という場合は、すでに検索上位に表示されているページを参考にすると良いでしょう。
おのずとユーザーの求める情報になり、且つ「網羅性」も得られるので、SEO対策にも有効です。ただし、上位ページを参考にするといっても、コピペはダメですよ!(引用はOK)
コピペと引用の違いについては、以下の記事を参考にしてください。
上記の記事では、正しい引用の方法を紹介しています。正しい引用を扱うことができれば、記事の信ぴょう性を高められます。ぜひチェックしておきましょう。
サイト表示を軽くする
ネットサーフィンをしていると、「速度制限か?!」ってくらい重いサイトに出くわしたことはありませんか?
そのような「重いサイト」は、Googleから嫌われる傾向にあります。サイト表示の速度が遅いまま放っておくと、検索順位が一向に上がらなくなってしまいます。
「Googleが掲げる10の真実」でも、以下のように書かれています。
3. 遅いより速いほうがいい。
Google は、ユーザーの貴重な時間を無駄にせず、必要とする情報をウェブ検索で瞬時に提供したいと考えています。
(中略)
Google が新しいサービスをリリースするときには、常にスピードを念頭に置いています。モバイルアプリをリリースするときも、新時代のウェブにふさわしい高速ブラウザの Google Chrome をリリースするときも同じです。今後も、さらなるスピードアップを目指して努力を続けていきます。
引用:Googleが掲げる10の真実
このことから、Googleがいかにサイトの表示速度を大事にしているかがわかりますね。
サイトが重い原因は「画像サイズが大きい」「サイトデザインが重い」など、多岐にわたります。
簡単にできる対策は、画像のリサイズです。大きい画像はリサイズしてから貼り付けるようにしましょう。私は主に「1280×720」のサイズにリサイズしています。
サイトの表示速度は、以下のツールで測ることができます。試しに、自分が運営しているサイトの速度と、いつも上位表示されているサイトの速度を比べてみてはいかがでしょうか?
「PageSpeed Insights」で、自分のサイトの速度をチェックする!
URLをコピペして「分析」ボタンを押すだけなのでめちゃくちゃ簡単です!
被リンクを得る
被リンクとは、自分が運営しているサイトのページが、他ドメインで運営されているサイトにリンクとして貼られることです。
例えば、以下のようなことが他サイトで行われると、このページは「被リンクを得た」ということになります。
2019年の最新のSEOノウハウを詳しく紹介している記事はこちら!
>>※この記事のリンク
依然として、被リンクを多く得ているサイトは検索上位に表示される傾向があります。
2019年9月現在、上位に表示されているサイトの中には被リンクを得ていないサイトはほとんどありません。(UberSuggest調べ)
そのため、被リンクを集めるための施策が必要となってきます。被リンクを得るためにはTwitterなどで記事を拡散し、多くの人の目に触れさせることで、自分のサイトを認識してもらうなどのアクションが必要です。
ただし、Googleの検索エンジンのアップデートにより「自作自演の被リンク(※)」は、スパム認定されるようになりました。
※「自作自演の被リンク」とは、自分で開設した別ドメインのサイトに、自分のサイトへのリンクを貼ることで作為的に被リンクを獲得する方法です。
被リンクを得るためには、ユーザーニーズを意識した良質なコンテンツであるとともに、自分からSNSにリンクをアップすることで、世間に自分のページを認識してもらう必要があります。
まとめ
この記事では、SEO対策の方法を6つ紹介しました。
- タイトルの前半にキーワードを入れる
- 見出しにキーワードを入れる
- すでに検索上位に表示されている情報を網羅する
- サイト表示を軽くする
- 被リンク
- レスポンシブ対応(スマホでも見れる)ようにする
SEOの世界にはテクニック論が多々存在します。ブログ記事を書くときには、上記のようなテクニックを参考にすることで検索上位を狙うことができます。もちろん、この記事で紹介した方法はほんの一例です。
そして、SEO知識を使うタイミングは、何も記事を書くときだけではありません。記事を公開した後にもSEO知識は使います。
もしGoogleのアルゴリズムアップデート(※)によって、検索順位が大きく下落したら、この記事で紹介したようなテクニックを駆使してリライトを行う必要があります。
※アルゴリズムアップデートとは、検索エンジンの仕組みを大幅にアップデートするなどの、Googleが定期的に行なう大規模改修です。Webサイトの運営者は、この「アルゴリズムアップデート」により順位が大きく変動した原因を探り・分析し、今後のSEO方針を定めています。
記事を公開した後は検索順位を追跡し、サイト分析とリライトを重ねていくことで検索順位を高い水準に保つことが必要です。そして以下4つの属性を満たすことが、結果としてユーザビリティ(ユーザーの利便性)を高めることになります。
- 網羅性(ユーザーが求めている情報を網羅しているコンテンツ)
- 信頼性(正確な情報・証拠のある情報)
- 権威性(論文・体験談・専門家の発言などの説得力がある情報)
- 簡便性(手軽で難しくない情報)
記事を書くとき・またリライトするときは、ぜひ上記を意識しましょう!
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