こんにちは。最近までサラリーマンの傍ら、副業でWEBライターやってた「さと」です。
副業とかバイトを始めたいけど、会社にバレるのが不安で始められない…
会社にバレずに副業をする方法があったら是非知りたい!
この記事では、そんな疑問に答えます。
近年、注目を浴びている「副業」。本業の収入だと余裕がない人や転職を考えている人は、副業を視野に入れていることでしょう。中には「副業解禁」をうたっている企業もありますが、まだ少ないのが現状です。
もし副業禁止の会社に勤めているのならば「副業がバレる=クビなどの処分」というリスクもあります。そんな事態に陥る可能性を最小限に留めるためには「バレないための工夫」が必須です。
この記事では、以下について解説します。
- 副業やバイトが会社にバレる原因
- 副業やバイトが会社にバレないようにする方法
- 会社にバレにくい副業
実際に副業を行なっていた私が、会社にバレないように副業・バイトを行う方法を紹介します。副業を考えている人の参考になればと思います。
副業やバイトが会社にバレる原因
そもそも、副業やバイトが会社にバレる原因はなんなのでしょうか?
バイトをしている現場を見られてバレる。
これは当然のことなのですが、外に出るバイトは会社バレに繋がる可能性があります。理由はズバリ「働いている姿を見られたらアウト」だからです。
コンビニや居酒屋の店員、警備員や配達員など、外に出て人目に触れる仕事は避けましょう。いつ、どこで、誰が見ているかわかりません。また、通勤している様子などを見られると「あの日、あの場所で何してたの?」と問い詰められることもあるでしょう。
こういった理由から、外に出るバイトは会社にバレやすいことがわかります。正直、あえてこのようなバイトを副業に選ぶ必要はありません。なぜなら、現代には稼ぐ方法など他にいくらでもあるからです。
住民税の額が本業の給料に対して高いとバレることがある。
会社員は、住民税を給与天引きで支払っています。この住民税額は、前年の年収(住民税を支払う前年の1月〜12月の収入)によって決まります。(住民税額は、毎年6月で切り替わります)
例)2020年6月〜2021年5月分の住民税→2019年1月〜2019年12月の年収によって決まる
例えば、副業をしていないAさんと、副業をしているBさんがいるとします。2人は同僚であり、同じ額の給料をもらっているとしましょう。
Aさんの収入は本業の給料だけなので、本業の給料に対しての住民税が課せられます。
一方、Bさんは本業収入に加えて副業収入があるので、本業と副業の給料に対しての住民税が課せられます。つまりAさんより高い住民税を支払うことになります。
上記のケースだと、会社の経理・担当などが「あれ?なんでBさんだけが住民税高いんだ?もしや他に収入があるのでは…?」と不審に思います。これが住民税によって副業がバレるカラクリです。
ではこういったトラブルを防ぐ方法はあるのでしょうか?
残念ながら会社バレを100%防ぐ方法はありません。しかし、バレる可能性を限りなくゼロに近づけることはできます。その方法を次の項目で解説します。
副業やバイトが会社にバレないようにする方法【100%はありません】
結論から言うと、副業のバイトを100%会社にバレないようにする方法はありません。
ただし、限りなく100%に近づけることはできます。この項目では会社にバレにくくする方法を4つ紹介します。
- 自分で副業していることを言わない
- 確定申告書B票の右下「自分で納付」に◯をつける
- 役所に再度「住民税は自分で納付することになっているか?」を確認
- 会社にバレにくい副業を選ぶ
これらを実践すれば、会社に副業がバレる確率は下がります。
順に解説していきます。
自分で副業していることを言わない
当たり前ですが、自分で副業していることを公表してしまうと会社バレします。
また、副業で収入が上がると羽振りが良くなり、見栄を張りたくなってしまうことも。
お前、最近急に羽振りが良くなったな。何かあったの?
そうなんだよ〜実はな、ここだけの話なんだけど…
こんな会話になってしまえば、「あいつが副業をしている」という噂はたちどころに広まるでしょう。副業をしていることを悟られないように自分で気持ちをコントロールしましょう。
確定申告書B 第二票の右下「自分で納付」に◯をつける【重要】
これは、先ほど説明した、「住民税の額が本業の給料に対して高いとバレることがある。」の防止策になります。実際に使用する「確定申告書B票」を見ながら解説します。
確定申告の際に提出する書類の一つ「確定申告書B票」の「第二票」というものがあります。(以下参照)
この用紙の右下部分「住民税・事業税に関する事項」の「自分で納付」欄に印をつけましょう。(以下参照)
上記画像では「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」となんだか小難しいことが書いてありますが、これはつまり「本業以外の所得(副業の所得)分の住民税はどうやって支払いますか?」ということです。
このタイミングで「自分で納付」に印を付ければ、本業と副業の収入が分けられて
- 本業分の住民税は会社の給与天引き
- 副業分の住民税は自分で納付
となるので、本業の会社には「本業+副業の収入」ではなく「本業の収入」のみ通知が行きます。よって、金額によって副業がバレる可能性は減ります。
役所に再度「住民税は自分で納付することになっているか?」を確認
確定申告書B表の「自分で納付」欄に印を付ければ、本業分の住民税と副業分の住民税は別々に納付することができます。
しかし、先述した「自分で納付」欄は役所に見落とされることがあります。念には念を入れて、確定申告書を提出した後に、市町村役場の税務課などに情報が伝わっているかどうか電話などで確認しましょう。
この時に市町村役場に確認する事項は以下の通りです。
- 住民税納付書は、本業分と副業分で分けて欲しい
- 住民税を分けるために、確定申告書B票の「自分で納付」欄に印をしていることが伝わっているか確認
「見落とされることなんてあるの?!」と思うのも無理はありませんが、人間が行なっているチェックなのでミスはつきものです。もし見落とされてしまったら、会社バレのリスクは高まってしまいます。
会社バレのリスクを下げるためには、念のため市町村役場に確認の連絡を入れることが重要です。
会社にバレにくい副業を選ぶ。
副業には、「会社にバレやすいもの」と「会社にバレにくいもの」があります。
先述したとおり、バイト(副業)をしている現場を見られたら、会社バレに直結します。であれば、「会社にバレにくいもの」を選べば、バレる確率は下がりますよね。
では、具体的にどのような副業が会社バレしにくいのでしょうか。次の項目から解説します。
会社にバレにくい副業とは?【Web系がおすすめです】
会社に副業がバレないための対策として「会社にバレにくい副業」を選ぶことも大切です。
具体的な職種は以下のとおり。
- クラウドソーシング(ランサーズなど)※一番おすすめ
- ブログアフィリエイト
このとおり、Web関係・パソコンさえあればできるような仕事はおすすめです。詳しく紹介します。
クラウドソーシング【ランサーズなど】
クラウドソーシングとは、「仕事を発注したい人」と「仕事を受けたい人」のマッチングサービスのようなものです。
例えば、マッチングアプリ攻略法を発信しているメディアの運営者であれば、「マッチングアプリの利用経験があるWebライターを募集!」といったように仕事を募集しています。
そのような仕事を募集しているサイトを「クラウドソーシングサイト」と呼びます。代表的なものは以下のとおり。
まずは上記のサイトに登録しましょう。無料なので、とりあえず登録でOKです。
クラウドソーシングには様々な職種があるのですが、特におすすめしたいのが以下の2種類。
- プログラミング(Web製作・デザイン)
- Webライティング
もしプログラミングの知識があったり実務経験があるのならば、Web制作・Webデザインに挑戦してみるのも良いですね。Webライティングについては、完全未経験からでも比較的始めやすいです。
Webライターのはじめ方については以下の記事で解説しています。
ブログアフィリエイト
アフィリエイトとは、サイト内のリンク経由で商品購入などが発生した場合に、売り上げの数%がサイト運営者の元に入ることで収益となる仕組みです。
これをブログで行うのが「ブログアフィリエイト」です。
例えば、「この本のここがおすすめ!」という記事を書くのであれば、記事内にAmazonなどの購入リンクを貼って、そこから購入してもらえるような導線を作ったり…
転職についての記事を書くなら、転職サイトの会員登録のリンクを貼ったり…
収益になるタネは様々です。詳しいアフィリエイトの仕組みなどは以下で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
「もし、副業がバレた後の事」の事も考えよう
「もし、副業がバレたら?」そんな事をと考えていると怖くてなかなか動き出せないですよね。しかしながら、「100%副業がバレない」方法は存在しません。先ほど解説したような、
- 自分で副業していることを言わない
- 確定申告書B票の右下「自分で納付」に◯をつける
- 役所に再度「住民税は自分で納付することになっているか?」を確認
- 会社にバレにくい副業を選ぶ
これらの工夫を全て凝らしたとしても、結局はバレる可能性はあるのです。
いざ会社に副業がバレて、解雇になってしまった時「仕事がない!」と路頭に迷うことだけは避けておかねばなりません。膨大な貯金があるのなら別かもしれませんが。
そのためには、最悪のパターンとして「もし、副業がバレて会社をクビになった後」のことを考えておきましょう。
選択肢①副業OKの会社に転職する
副業OKの会社に転職することが最も安定的な方法と言えるでしょう。
副業の経験が本業に生かせるような仕事なら尚更歓迎されるでしょうし、何より自分のスキルアップにつながります。2020年現在では、大手企業でも副業OKにしている会社は少なくありません。
副業と同時並行で、就活を進めていくことがおすすめです。
選択肢②副業を本業にする
副業が大きく稼げるようになっているのなら、個人事業主(フリーランス)として独立する選択肢もありです。しかし、会社員からフリーランスになるにあたって注意すべきことがあります。例えば以下。
- 社会保険料が大幅に上がる
- 会社の福利厚生が無くなる
- 収入の増減幅が大きくなる
など。考えなしにいきなり「会社辞めました!」といった行動はギャンブルに他ならないのでやめておきましょう。(Twitter界隈など一部では推奨されている流れがありますが、個人的には精神衛生上良くないと思うのでおすすめしません)
わからない点はネットにも書いていますし、
専門的で難しい「税金関係」は、税理士にチャットで無料で相談できる窓口(税理士ドットコムなど)もあります。返信も素早いので、積極的に活用していきましょう。
また、副業を本業に切り換える際のポイントは以下の記事で解説しています。(会社員の支出とフリーランスの支出の比較もしています。)
副業は人生を豊かにする手段である。
副業は人生を豊かにするための手段ですが、まだ認めていない会社が多いのが現実です。「100%副業がバレない方法」なんてものは存在しませんが、バレる確率を下げる事はできます。
副業している事を言わない(疑われるような行動を取らない)・確定申告書B票の「自分で納付」欄に印をつける・会社バレしにくい副業を選ぶ、など工夫次第で会社バレの確率を下げる事ができます。
しかし、ここまでやっても会社に副業がバレる可能性はあるのです。
副業に取り組むマインドとしては「もしバレて、最悪クビになっても収入がある」という状態まで取り組むことをおすすめします。もしくは、副業OKの会社に転職してしまうのもアリです。
2020年現在、働き方は多様にあります。人生の選択肢を広げてくれるのが副業ですし、私自身も副業によって人生の選択肢が広がりました。
まだ副業を始めていない!という方は、無料で始められる「クラウドソーシング」から始めてみるのがおすすめです。
会員登録した上で「どんな仕事があるんだろう?」と探すところからスタートしてみましょう!
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