ブログを始める前に抱えるであろう悩みのひとつに、
「一体、何について書けばいいのか?」
という悩みがあるかと思います。テーマが決まらないと、なかなか記事を書き出すことができず、足踏みしてしまうこともしばしば。
私もテーマの選定には時間を要しました。
そこで今回は、読者の皆さんのこのような悩みに答えます。
- 「テーマの決め方を知りたい」
- 「雑記がいいの?特化型がいいの?」
- 「それぞれのデメリット・メリットを知ってから選びたい。」
せっかくブログを始めるのだから、「稼げるテーマ」「記事を書いていて苦にならないテーマ」を選びたいですよね。
そのような方々に向けて、本記事ではこのようなことを紹介します。
- 「雑記ブログ」と「特化ブログ」のメリット・デメリット
- テーマの決め方
テーマの決定に悩んでいる方は、この記事を読むことによりある程度の目星が付くであろう内容になっています!
ぜひ本記事を参考にしていただき、あなたに合ったブログテーマを見つけましょう!
ブログのテーマは「メイン+サブ」で OK!【結論】
まず結論から言うと、ブログのテーマは「メインテーマ1つ」+「サブテーマ2つ」くらいにするのがおすすめです。
「メインテーマ」だけにしてしまうと、「ネタ切れ」を起こしやすくなり、長い目で見たときの記事の執筆が困難になってしまいます。つまり「特化型ブログ」のことを指します。
かと言って、「完全な雑記」にしてしまうと、収益化のスピードが遅くなってしまう、と言った欠点があります。(論理については後述します)
ならば、「雑記」と「特化型」の両方をいいとこ取りしてしまおう!
と言うのが、ブログ運営を「メインテーマ」+「サブテーマ」で行うのが良い、と言う理由になります。
「雑記ブログ」と「特化ブログ」のメリット・デメリット
「雑記ブログ」と「特化ブログ」には、それぞれメリット・デメリットがあります。
私としては、「メインテーマ1つ」+「サブテーマ2つ」くらいに絞るのがおすすめだと冒頭でも言いましたが、その方法が万人に合った方法、と言うわけではありません。
当然、どんなブログの形態が合うかは個人差があるので、
ここで紹介するメリット・デメリットを考慮した上で記事を書き始めてみるのをおすすめします。
雑記ブログのメリット①ネタ切れ防止
「雑記ブログ」の最大のメリットは「何でも書くことができる」ことです。
まあ雑記だから当然といえば当然ですが、「何でも書くことができる」と言うのは大きいです。
まず、「ネタ切れ」を防ぐことができます。
「ネタ切れ」は、特化ブログを書く人にとっては悩みのタネの一つ。
ブログ運営においてトップクラスに致命的なことが、「記事更新のストップ」です。この「記事更新のストップ」は、SEO的にもマイナスに働く可能性が高いのです。
そもそもGoogleの検索エンジンは、「人間にとって有益な情報」を検索結果として返します。
例えば、情報のクオリティは同じで、1週間に1回更新しているサイトと毎日更新しているサイトの2つがあったら、どちらが「有益」と感じるでしょうか?
「毎日更新」しているサイトの方が「有益」に感じると思います。
結果として、ネタ切れ防止による「更新頻度」の向上はSEO的にも評価され、検索上位に表示される可能性が高まるといえます。
雑記ブログのメリット②アフィリエイトの幅が広い
「アフィリエイトの幅が広い」のも雑記ブログのメリットです。
例えば、婚活系のサイトを「特化」として運営している人だったら、「婚活」に関わる記事を書く必要があるからです。
「婚活」に関わる記事を書くことによって、自ずとできるアフィリエイトも限られてきてしまいます。例えば、
- マッチングアプリ
- 婚活サイト
- 結婚相談所
- 「婚活」に関する書籍
など。あくまでこの範囲で「アフィリエイトが制限」されてしまいます。
では、「雑記」ならどうでしょうか。
「婚活」に加えて、「就活」「旅行」「クレカ」などなど・・・直接「婚活」に関係がなくとも、自分が気になったことならすぐ記事のネタにすることができますよね。
そして、できるアフィリエイトの幅も無限大。
「この本面白かった!」「このダイエット器具効果あった!」と感じたら、「Amazonアソシエイト」などで紹介できたりもします。
このように、「アフィリエイトの幅が広い」のも雑記ブログのメリットといえるでしょう。
雑記ブログのデメリット①ユーザーが価値を感じにくくなる
「何でも書ける」ことによって、「テーマが何なのかわからなくなる」と言う現象に陥る可能性があります。
雑記とはいえ、無造作に何でも書くのはおすすめできません。理由は2つあります。
1つめは「ユーザーが価値を感じにくくなる」こと。
そもそも「ブログで稼ぐ」と言うことの本質を考えると、「有益な情報を発信できるか否か」が「稼げるか稼げないか」の分かれ道になります。
つまり読者に「この人の情報はわかりやすい!」「またわからないことがあったらこのサイトに来よう!」と思ってもらわなければなりません。
このように「価値を感じてもらう」には、どうしても「特化ブログ」と比較した時に差が出てしまいます。例えば、
- 毎日婚活の情報を発信しているブログ(特化)
- 毎日更新はしているものの1週間に1回しか婚活の記事を発信しないブログ(雑記)
この2つのブログだと、「婚活をしたい」と言うユーザーにとってはどちらのブログが有益でしょうか?
圧倒的に前者ですよね。
SEO的にも、同じカテゴリーの情報をある程度蓄積しているサイトは、検索上位に表示されやすいようになっています。
雑記ブログのデメリット②収益化が遅くなる
2つめは「収益化が遅くなる」こと。
先ほど、
”SEO的にも、同じカテゴリーの情報をある程度蓄積しているサイトは、検索上位に表示されやすいようになっています。”
と言う説明をしましたよね。
収益化に必要なものの一つに、「アクセス数(PV数)」があります。アクセスを集めるためには、検索上位に表示されなければなりません。
ある特定のキーワードで検索上位に表示させるためには、ある程度の情報をサイトに蓄積しなければなりません。
ここで、「雑記」と「特化」に差が生じます。
もう一度、先ほどの例を見てみましょう。
- 毎日婚活の情報を発信している特化ブログ(1ヶ月毎日更新で30記事)
- 毎日更新はしているものの1週間に1回しか婚活の記事を発信しない雑記ブログ(1ヶ月毎日更新で4記事)
同じく毎日更新していても、「婚活カテゴリ」の記事の量に4倍の開きが生まれます。これはSEOの評価にも顕著に現れます。
この場合、「婚活カテゴリ」で収益化を狙った時に、特化ブログの方が収益化はうまくいくと言えます。
特化ブログのメリット①収益化しやすい
特化ブログの最大のメリットは「収益化しやすい」ことです。
理由は一つ。
”同じカテゴリの記事がある程度蓄積されたサイトは、SEO的にも高い評価を受けることができる”
ため。SEO的に高い評価を受けた結果、
- 検索上位に表示される
- アクセス数(PV)が増える
- 広告のクリック率(CTR)が上がる
- 成約率(CVR)が上がる
- 収益が上がる
といった好循環に入ることができます。
例えば、特定のキーワードで収益化を図りたいとなった時に、記事の蓄積スピードに差が生じます。先ほどの「雑記ブログのデメリット」とは真逆の状態ですね。
記事の蓄積スピードに差が生じることで、収益化のスピードにも差が生じてしまいます。
特化ブログのメリット②テーマがブレない
特化ブログのメリットの2つ目は、「テーマがブレない」こと。
当然といえば当然なのですが、特化ブログなら取り扱うデータは一つだけなので、ブログの想定読者(ターゲット)も明確化しやすくなります。
ターゲットが明確になることで、行うべき施策も明確になるので、結果として収益化しやすくなる、と言うメリットがあります。
特化ブログのデメリット①ネタ切れの危険
特化ブログを運営するにあたって、最も陥りやすい落とし穴が「ネタ切れ」。
ある特定のテーマしか取り扱わないので、ネタが半永久的に生産される「雑記ブログ」と比較した時に、「ネタ切れのリスク」に雲泥の差があります。
率直に言うと、すぐネタがなくなってしまうような事柄で初めから「特化ブログ」として戦うのは好ましくありません。
本来時間を割くべき「記事作成の時間」が、「ネタ探し」の時間になってしまうためです。
しかしながら、特化ブログでネタ切れを起こさないための施策を実施することも必要です。
ネタ切れ防止施策の代表例が「サジェスト」から読者のニーズを掴み、記事にする方法です。
「サジェスト」とは「予測変換」の意味です。
以下のツールではGoogleユーザーが日々どのような検索をしているか(=どのような情報を求めているか)を調査することができます。
「関連キーワード取得ツール」は、プロブロガーのマナブ氏も活用していることが、Youtubeで公開されています。
あとは、出てきたキーワードに対して記事を書けばいいだけです。
「ネタ切れ」はブロガーとしては死活問題。ですが工夫次第で防ぐことが可能です。
特化ブログのデメリット②読者の範囲が制限される
特化ブログのデメリットの2つ目は、「読者の範囲が制限される」こと。
「婚活・恋愛・育児・転職・お金」などの人生に大きな影響を及ぼすテーマは読者の範囲が制限されたとしても、需要のあるテーマなので「全く読まれない」と言うことはなかなかありません。
しかし、あまりニッチなテーマやマニアックなテーマだと最初のうちは「全く読まれない」恐れがあります。
読まれないことには、Googleもなかなか評価をしてくれないので、TwitterなどのSNSで拡散を狙うなどして、どうにかして読んでもらう工夫をしなくてはなりません。
雑記?特化?結局、ブログのテーマはどっちがいいの?
ブログ運営の際によく議題に上がるのが、「雑記ブログと特化ブログ」、どっちがいいの?と言う議論。
ブログ運営を始める前の皆さんも、「雑記ブログと特化ブログ」のどっちがいいのか迷い検索するなどして調べていく中で、よく目にする議論ではないでしょうか。
結論を言うと「始めてみないとわからない」のです。
失敗することにより時間を無駄にするのが怖くて、なかなか記事を書き始めない人が非常に多いですが、
「雑記にしようか?特化にしようか?」で悩みながら記事を書かず足踏みしている方がよっぽど時間の無駄です。
まずは、記事を書き始めてみる。ブログ運営を肌で体感してみる。
その後から、自分に合う方法を見つけていく方が良いでしょう。
途中で「特化→雑記」に変えるのもあり。
私は、ブログを始める前に「特化・雑記」どちらにしようかと悩んだ結果、最初は「特化ブログ」のように始まりました。
しかし、「特化」にして2週間ほどで、早くもネタに困り始めたのです。
今後の記事執筆が困難だと感じ始めてから、他のジャンルに手を出していくようになりました。
そして、次第に他ジャンルの記事も積極的に書き始めるようになり、結果として「特化ブログと雑記ブログ」の両方のいいとこ取りをしていました。
実績としては、ブログ開設1ヶ月で4,000PVを突破し、収益も初月から1,000円近い収益を出すことができました。
途中で「ネタ切れだ!」と記事を書くことをやめていたら、このような結果は出なかったでしょう。
ブログのテーマは「メイン+サブ」で見つけよう!
いかがでしたでしょうか?今回は、「効果的なブログのテーマの決め方」に関して紹介してきました。
ここで、本記事のポイントを大きく2つにまとめました。
「テーマの構成」については以下の通り。
- ブログのテーマは、「メインテーマ+サブテーマ」で構成するのが良い。
- 雑記ブログはネタ切れを起こしにくいが、稼ぎにくい
- 特化型ブログはネタ切れを起こしやすいが、稼ぎやすい
- 「メインテーマ+サブテーマ」で作られたブログは、「雑記」と「特化型」の両者のいいとこ取りができる
「雑記・特化のメリット・デメリット」については以下の通り。
■雑記のメリット・デメリット
- メリット① ネタ切れを防ぐことができる
- メリット② アフィリエイトできる幅が広い
- デメリット① ユーザーが価値を感じにくくなる
- デメリット② 読者が限られる
ブログ運営をする上で自由度が圧倒的に高いのが、「雑記ブログ」の魅力です。アフィリエイトの幅も広いことから、収益化の方法も豊富にあるのが強みと言えます。
しかし、こと「雑記」となると、開設初期はなかなかユーザーに価値を感じてもらえないのも事実。いかに読者に「有益」と感じてもらえる書き方ができるかが重要となります。
■特化のメリット・デメリット
- メリット① 収益化しやすい
- メリット② テーマがブレない
- デメリット① ネタ切れしやすい
- デメリット② 収益化が遅くなる
特定カテゴリーの記事が蓄積されることにより、 SEO的にもプラスに働き、うまくいけば特定のキーワードにおいて検索上位に表示されます。
開設〜上位表示までの期間が短い(=収益化しやすい)のが、特化ブログの最大のメリット。
しかし、「ネタ切れを起こしやすい」のが最大のデメリットです。関連キーワード抽出などの施策などをして、ネタを生み出しましょう。
雑記・特化、それぞれのブログに一長一短があります。
お互いの短所を補える方法こそが「メインテーマ」+「サブテーマ」の融合です。
ネタ切れを防止しつつ、特定カテゴリの記事を蓄積できるので、SEO的な評価も高いと言えます。
ブログ運営の鍵を握っているのは、「テーマ選び」と言っても過言ではありません。
「稼げないテーマ」や「書いていてもつまらないテーマ」を選んでしまうことで、せっかく始めたブログをやめてしまうことにもつながります。
ブログで稼ぐためには「続ける」ことが一番大事なので。
「稼げるブログ運営」の入り口は、「テーマ選び」にあることを忘れずに、ぜひ本記事を参考にして自分に合ったテーマを選びましょう!
コメント