こんにちは、最近、本州の季節感の無さに動揺しているWebライターの「さと」です!
副業を始めたての人でこんな悩みを抱えている人はいませんか?
「副業を始めたいけど、そんな時間がない…」
「副業をしているけど副業の時間をうまく作れない…」
この記事では、そんな疑問に答えます。
本業が忙しい人は副業に使う時間の作り方に悩むことでしょう。
実は私も副業としてWebライターをやっていた頃は、「4月は忙しくなるしなー…記事書く時間なんてあるのか?」と考えていました。
とはいえ「忙しいから来月からでいいや〜」とは言ってられなくて。そこで思いついたのが「時間管理の工夫」です。
時間管理を工夫すれば、いくら本業が忙しくても記事執筆に充てる時間はほぼ毎日確保できました。結果、本業で毎月10〜20時間ほど残業しながらも、副業だけで月15万円以上稼げるようになりました。
今回は、私が実践して有効だった時間管理術を紹介します。副業の時間を作りたい人はぜひ参考にしてみてください!
副業で稼ぐための時間管理のコツ5STEP
副業で稼ぐための時間管理にはコツがあります。
皆さんが実践しやすいように以下5つのステップ別に紹介します。
- スキマ時間を洗い出す
- スキマ時間の使い方を決める
- スケジューリングする
- 作業する【25分集中+5分休憩のサイクル】
- 1日にできる作業量を理解して計画を組み直す
この5項目を繰り返すことで、月の収入が15万円に到達しました。では順番に見ていきましょう。
STEP1:スキマ時間を洗い出す
副業で稼ぐためにまず一番はじめにやっておきたいことは「スキマ時間」の洗い出しです。これをしないと1日のうちに自分が使える時間がわかりません。まずはスキマ時間の洗い出しをしましょう。
まずは、1日の行動を順番に書き起こしてみましょう。できるだけ細かく書き起こすことがコツです。
- 起床
- 朝起きてからのゴロゴロタイム
- 朝食
- トイレ
- 通勤
- 仕事
- 昼食(昼休憩)
- 仕事
- 飲み会
- 帰宅
- 食事
- お風呂
- テレビ
- 寝る前のゴロゴロタイム
- 就寝
会社員の平日であればざっとこんな感じでしょうか?ではここからが本題です。
この人の1日の行動を見ていると、様々な場面でスキマ時間が発生しています。例えば以下の通り。
- 朝起きてからのゴロゴロタイム
- トイレ
- 通勤
- 昼食(昼休憩)
- 飲み会
- 帰宅
- お風呂
- テレビ
- 寝る前のゴロゴロタイム
これらの時間は、スキマ時間である可能性が高いです。
例えば通勤が列車なら、ただ座っているだけではもったいないです。スマホさえあれば、副業のための勉強など有効活用ができますよね。
また、飲み会やテレビは一切絶ってしまえば時間が浮きます。とはいえ、行きたい飲み会なら別ですよ。行きたくもない飲み会に無理して参加するようなら行かない方がマシ、ということです。
このように、無意識に過ごしている時間である「スキマ時間」を把握することから始めましょう。
STEP2:スキマ時間の使い方を決める
スキマ時間を把握したら、スキマ時間の使い方を決めましょう。
まずは前の項目でも説明した「スキマ時間の可能性がある行動」から「この行動はこう改善しよう!」と決めます。ちなみに私の場合は以下のように改善しました。
- 朝起きてからのゴロゴロタイム→すぐ起きて歯を磨く(朝のスイッチを入れる)
- トイレ→読書
- 通勤→読書・記事執筆(満員列車ならYoutubeなどでインプット)
- 昼食(昼休憩)→記事執筆
- 飲み会→行きたくない飲み会は行かない。記事執筆や勉強に充てる
- 帰宅→読書・記事執筆(満員列車ならYoutubeなどでインプット)
- お風呂→読書
- テレビ→テレビは見ない。記事執筆や勉強に充てる
- 寝る前のゴロゴロタイム→明日の予定を立てる。寝る直前にスマホは見ない(睡眠の質が悪くなるため)
上記のように改善すれば、意味のなかったスキマ時間も有効活用できるようになりましたね!
私の場合、昼休みや通勤などのまとまった時間は、記事執筆や勉強などの、頭を使うタスクに費やしました。まとまった時間があればじっくり考えられるからです。
テレビは、ボーッとしているだけでいつの間にか時間が過ぎてしまう「時間ドロボー」。スパッとやめてしまえば大量の時間を作り出せます。意味のない飲み会なんかも同じようなものですね!
kindleなどの電子書籍アプリをインストールしておけば、トイレやお風呂などでも手軽に本が読めるのでおすすめです。
このように、スキマ時間の長さによってやることを決めておくのがコツです。そうすればいざスキマ時間ができた時に「何すればいいんだろう〜…」となってしまうのを防げます。
STEP3:スケジューリングする
STEP2では、1日の時間の使い方を決めましたね。
次は、1ヶ月分の仕事のスケジューリングをしましょう。「1月1日は何をどれだけやって、1月2日は何をどれだけやって…」という具合です。
私の場合は「Timetree」というカレンダーアプリを使ってタスク管理をしています。
私はライターなので、ライターを例にして説明します。
- 1月1日(休日)…「クライアントAの1記事目を4,000文字」
- 1月2日(休日)…「クライアントAの2期事目を2,000文字」「クライアントBの1記事目を2,000文字」
- 1月7日(本業の日)…「クライアントAの2記事目を2,000文字」
- 1月8日(本業の日)…「クライアントBの1記事目を2,000文字」
このように、その日の条件によって予定する作業量を変えています。
上記の例でいえば、休日は4,000文字で、平日(本業のある日)は2,000文字、と言った具合です。このようにその日その日の条件に合わせて、作業量を調整した計画を組めば、計画倒れするリスクを減らせます。
STEP4:作業する【25分集中+5分休憩のサイクル】
スケジューリングができたら、早速作業しましょう。
作業をするのに一番大事なのはズバリ「集中力」です。世の中で成功している経営者や起業家などは、「集中力」が圧倒的に高いことが多いです。
この集中力を維持させる方法というのが「ポモドーロ・テクニック」という時間管理術です。
ポモドーロ・テクニックとは?
イタリアの起業家フランチェスコ・シリロ氏が考案した時間管理術。
特徴として、短い作業と短い休憩を繰り返すことで集中力を持続させ、結果的に1日の生産性を高めることができる。
具体的な方法は、25分間作業した後5分間の休憩を入れる。これを「1セット」として4回繰り返す。4セット行なったら15~30分ほどの長い休憩を入れる。
これを数回行うことで、1日あたりで集中力を持続できる時間が増える。
人は基本的に1時間も2時間も集中できません。どこかしらで集中力が途切れてしまうものです。しかしポモドーロ・テクニックを使えば、1回あたりの連続した作業は25分に留まります。
それくらいの時間であれば、集中力が持続する!という人は多いのではないでしょうか。私も集中力が全くない人ですが、この方法だと集中力を維持することができました。
集中力が無くて悩んでいる!という方も心配ありません。集中力はあとから鍛えることができます。その方法は後ほど紹介しますね。
STEP5:1日にできる作業量を理解して計画を組み直す。
作業をした後は、「計画通りにできたかどうか?」を振り返りましょう。
計画通りにできなかった場合は、以下の原因が考えられます。
- 計画が多過ぎた
- 眠気が限界だった
- 集中できなかった
- 納期がまだ先だったので後回しにした
- 知識不足のため調査に時間がかかった etc…
このように、計画通りにできなかった場合は、その理由を考えた上で改善策を出しましょう。
また、計画通りにできた場合は、計画の上方修正の余地があります。
計画を組み直すタイミングとしては、1日の仕事が全て終わって、寝る前などが良いでしょう。
時間管理のコツを定着させるには「習慣化」が必須。
時間管理のコツやノウハウが分かったら、「習慣化」をしましょう。
習慣化のためには、以下の3点が重要です。
- 行動のルーティン化
- 無茶なスケジューリングはしない
- 気が散らない仕組みを作る
行動のルーティン化【最初は辛いです】
「習慣化」は難しいものだと一般的には認識されています。
ですがそもそもなぜ習慣化が難しいと思われているのでしょうか?それは「頑張って習慣化しようとしている」からです。習慣にしたいことが身に付けばおのずと自分の意思には関係なく行動できるようになります。
そのためには、以下の3点を守りましょう。
- 決まった時間に
- 決まった流れで
- 決まったことをする
1日できたら3日、1週間、3週間…と少しづつ継続目標を立てていきましょう。するといつからか習慣通りに行動しないと落ち着かなくなるようになります。そうなると習慣が身につき始めたと思って良いでしょう。
無茶なスケジューリングはしない【挫折します】
無茶なスケジューリングをすると、必ずどこかで辛くなってしまいます。そうなると、計画が思い通りに進まず自分のやりたいことができなくなってしまいます。
無茶なスケジューリングの典型例は以下。
- 集中できた日を基準に計画を組む(例えば、普段は1日2,000字しか書けない人がたまたま10,000字書けただけで調子に乗って10,000字を計画する)
- 睡眠時間を削る前提の計画
このように、初めから難しい計画を立ててしまうと「流石にできっこないよな…」と初めから諦めてしまい計画倒れにつながります。
計画の難易度を上げるなら、一気に上げるのではなく少しずつ上げるようにしましょう。
気が散らない仕組みを作る
無駄な時間を作らないためのコツや方法は紹介してきましたが、正直そんなうまく行くものではありません。
視界にスマホがあればいじりたくなりますし、テレビがあれば見たくなります。「5分だけ休憩」が「1時間休憩」になった経験は、誰にでもあることですよね。笑
そうならないためにも、以下のように気が散らない仕組みづくりをしましょう。
- スマホを視界におかない(別の部屋に置く)
- 作業場所の後ろに布団を敷かない
- すぐ食べれるお菓子を置かない
これらは、私が実践した仕組みづくりです。
私はスマホでネットサーフィン、旅行写真を眺めるのが好きなので、そっちに気が行くと止まらなくなってしまいます。笑
なので、いっそスマホを別の部屋に置いてしまいました。笑
すると、スマホを見るために「別の部屋に取りに行く」という動作が強制的に発生することになりますよね。そうなると面倒くさくなってスマホに気を取られなくなりました。
他にも「ちょっと横になるか…」という誘惑を断ち切るために、作業場所の後ろに布団を敷くのをやめてみました。
「小腹が空いたな…」という誘惑を断ち切るために、すぐ食べれるお菓子を置かないなどの仕組み作りをしました。
きっと私と同じような悩みを抱えている人は多いと思うので、適切な時間管理を定着させるためにも、この記事で紹介したものを実践してみましょう。
朝の時間を丁寧に過ごす【1日の集中力は昼前がゴールデンタイム】
効率的に時間管理をするには、朝の時間を丁寧に過ごしましょう。
1日で最も集中できる時間帯は、午前中と言われています。その時間帯に集中するためは体内時計を整えることが必要です。
体内時計が整わないと、疲労感・集中力の低下・やる気が出ないなど、適切な時間管理に影響が及んでしまいます。
体内時計は、血圧や血糖、ホルモン分泌、免疫力などを調整しているから、体内時計がうまく働かないままだと、さまざまな症状が出るだけでなく、生活習慣病になりやすくなる。
・体内時計がうまく働かないと起こりやすい症状
引用:けんこう名探偵
不眠や疲労感、倦怠感、食欲低下、集中力の低下、肌荒れ、やる気が出ない など
体内時計を整えるために必要な行動がコチラ。
- 毎朝同じ時間に起きる
- 太陽の光を浴びる
- 朝食後運動する
- 重要な仕事は朝のうちに終わらせておく
これらの行動を実践してみましょう。
毎朝同じ時間に起きて、身支度する
まずは1日のスタート、起床から。
毎朝同じ時間に起きると、体内時計が調整されます。
・洗顔、歯みがき、朝食の準備は、同じ時間に
引用:けんこう名探偵
毎朝、同じ時間に同じ行動をして全身の細胞の時計遺伝子に刺激を与えると、体内時計が調整しやすくなる。
休日の朝、昼前までふとんにくるまっていたい気持ちはわかりますが、副業で成果を出したいなら心を鬼にしていつも通りの時間に起きましょう。
歯磨きや洗顔、朝食なども同じ時間に行うと良いでしょう。
最初は辛いかもしれませんが、習慣化されてしまえばこっちのもの。逆に昼前まで寝ていることが不自然に感じられるようになります。
太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びて、脳が「朝だ!」と認識することで体内時計がリセットされます。
ちなみに曇りや雨の日でも、外を見れば視覚を通じて太陽の光を浴びたことになるのでます。
夜勤続きの人や、不規則な生活で睡眠時間や起床時間がバラバラの人は、太陽の光を浴びて体内時計をリセットするクセをつけましょう。
太陽の光を浴びると、体内時計の中枢基地がリセットされる。
引用:けんこう名探偵
(中略)
2週間~2ヵ月ほど続けるとよい。
また、太陽の光を人工的に再現した「光時計」なるものも販売されています。
光時計は目覚まし時計の仕組みで、時間になるとさながら日の出のように、時計が徐々に光り始めるので、擬似的に太陽の光を浴びることができます。
布団の中でゴロゴロしがちで、なかなかカーテンまで歩いて行く気にならない方にはおすすめです。
朝食後運動をする。
朝、外に出るといつも決まった時間にランニングやウォーキングしている人を見たことがありますか?実は、あれは1日を元気に過ごすために効果があります。同時に日の光を浴びることもでき一石二鳥です。
朝食をとり1時間後にウォーキングなどのリズム運動を。元気やヤル気をもたらすセロトニンというホルモンの分泌がよくなる。
引用:けんこう名探偵
セロトニンは、夜になると快眠をもたらすメラトニンに変化するので、午前中にセロトニンをたくさん分泌しておくとよい。
朝、ウォーキングをすることによって夜の快眠にもつながります。
大切な仕事をすませるように
午前中のうちに、大切な仕事・頭を使うような仕事は終わらせておきましょう。なぜなら、午前10時頃からお昼頃までが集中力のピークだと言われているからです。
午前10時頃からお昼頃まで、活動モードの交感神経が活発に働くので、ミスできないような大切な仕事は、午前中に集中して行うとよい。
引用:けんこう名探偵
つまり午前中は、副業のゴールデンタイム。
その時間にダラダラしていてはかなりもったいないです。本業が溜まっているのならこの時間帯に終わらせることで早く帰宅できるかもしれません。
午前中の時間を有効活用するためにも、朝の時間を丁寧に過ごしてみませんか?
時間管理に必要な「集中力」を鍛える。
ここまで紹介したような時間管理術を実行するには、どれも「集中力」が必須です。
集中力が無くて悩んでいる人は非常に多いですよね。逆に集中力がなければ、いくら副業に充てる時間があっても時間の浪費に終わります。
「ほんと自分って集中力なくて困る…ダメだな自分…」
と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。集中力は以下のような方法で鍛えることができます。
- スマホを遠ざける
- マルチタスクをしない
順に、詳しく説明します。比較的実践しやすい内容かと思うので、チャレンジしてみましょう。
スマホは視界にあるだけでもダメ!【研究でも証明されてます】
LINEやSNSのチェック、音楽を聞く、ゲームなど、スマホはありとあらゆる誘惑をまとっています。勉強や仕事の最中にスマホをいじっていては終わるはずのタスクも終わりません。
では「電源を切って机の上に置いておけばいい」と思うかもしれませんが、それではまだ不十分です。
実は、スマホが視界にあるだけでも集中力が低下する原因になります。ただ単にいじらなければいい、というわけではありません。
「スマホが視界に存在する」だけでも、集中力を低下させる原因になることが、テキサス大学の研究で明らかになっています。
引用:あなたがブログで集中力が続かない理由は5つ【科学的視点で解説】|カセグウズ
テキサス大学が、スマホユーザー800人を対象に「スマートフォンが視界にあることで、人間の集中力にどのような影響を与えるのか」を調査した結果、スマホが近くにあるだけで脳の処理機能の一部が使われて、仕事のパフォーマンスが下がるという事実が判明しました。
私は、スマホの通知音が鳴らないように設定した上で、別の部屋にスマホをおきました。このように自ら視界に入れない・取りに行きにくい場所に置く、といった工夫をしましょう。
やる事を絞る【マルチタスクをしない】
複数のことを同時にこなす「マルチタスク」よりも「やることを一つに絞る」方が圧倒的に効率的です。
マルチタスクは、一見すると効率的に仕事を進めていそうですが、とんでもない。
マルチタスクは、脳に負担をかける行為です。人間はマルチタスクをするとストレス物質の「コルチゾール」が分泌されます。コルチゾールが分泌されることによってストレスを感じ、倦怠感やうつっぽさに襲われます。
つまり「なんとなくやる気が出ない状態」になってしまうのです。
コルチゾールについての説明は以下。
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一つです。ストレスを受けた時に分泌が増えることから「ストレスホルモン」とも呼ばれています。
コルチゾールの分泌は朝が最も高く、夜には低くなり、生体の一日の活動リズムを整えると言われています。過剰なストレスなどでこの活動リズムが壊れてコルチゾールの分泌が慢性的に高くなると、うつ病、不眠症などの精神疾患、生活習慣病などのストレス関連疾患が疑われると言えます。
引用:ヤクルト中央研究所-健康用語の基礎知識
一つ終わったら次、一つ終わったら次、というように「一つずつ確実に」タスクをこなしましょう。マルチタスクは、百害あって一利なしです。
以下の記事では、集中力を続かせる方法についてより詳しく書いています。詳しく知りたい方は是非どうぞ。
工夫して副業の時間を捻出しよう!
副業に使う時間を確保したい場合は、まず「スキマ時間」の把握から始めましょう。
そして計画しただけで満足しないよう、勉強したり副業をするなど「手を動かす」ことが重要ですよ。また、時間管理を徹底するには、以下の考え方も覚えておきましょう。
- 「習慣化」するための努力をする。
- 集中力を続かせる工夫をする。
- 午前中の「集中しやすい」時間帯を有効活用する。
せっかく捻出した副業のための時間も、集中力の欠如や、机に向かう習慣がなければただの時間の浪費。なんの意味もありません。
集中力や習慣は勝手に身につくものではないので、この記事で紹介したような自分なりの工夫と努力が必要になります。
是非、時間管理を徹底して副業で成果をでしてください!
コメント