副業でのライターが稼げない?それ、やり方が悪いだけです【時給1,800円ライターが解説】

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おはよう御座います。WEBライターの「さと」です。

副業にはライターがおすすめって聞いたけど実際どうなの?

今、ライターをやっているんだけど「稼げないからやめたほうがいい」と言っている人もいて不安になってきた…ライターはやめたほうがいいのかな?

この記事ではそんな疑問に答えます。

NTTドコモ・LINE・リクルートグループなどの大企業で副業が解禁されている昨今、日本ではかつてない副業ブームが巻き起こっています。

中でも、クラウドソーシングを通して手軽に始められる「ライター」は人気の副業。「もうすでにやっているよ!」という人も少なくないのでは無いでしょうか。

ですがそんな中、「副業でのライターはオススメしない」と主張する人が一定数います。

なぜライターはオススメしないと言われるのでしょうか?ライター非推奨派の中でよく言われている理由があります。

ライターは、安く買い叩かれがち

ライターはおすすめしない。1文字0.1円なんてザラ

このような主張が横行しています。特に力のあるビジネス系YouTuberのチャンネルでよく見られますが…事実なのでしょうか?

現役ライターである私の見解は「安く買い叩かれている現象が起きるのには、ライターに問題がある」ということです。

この記事では経験7ヶ月で「時給1,800円以上」の収入を生み出している筆者が、

「副業でのライターはオススメしない」という主張がされる理由を深掘りしつつ、稼げるライターになるための方法を解説します。ライターでの副業に不安を感じている方は必見です!

副業でのライターが稼げないってホント?

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まずは「1文字0.1円の案件なんてザラ。ライターは安く買い叩かれがち」とまで言われる、ライターの「収益性」について触れていきましょう。本当に稼げない仕事なのでしょうか?

結論からいうと、「自分からわざわざ0.1円案件に飛び込んでるライターが悪い」と言わざるを得ません。厳しいようですが、これが現実です。逆に言えば「1円以上の案件をこなせば普通に稼げる副業である」と言うことなので、安心して続けてOKです。

例えば月に80,000字こなしたとしましょう。同じ文字数でも「単価が違う」だけで以下のように収益は変わります。

文字単価収益
0.1円8000円
0.5円40,000円
1円80,000円
1.5円120,000円

副業しながら月に80,000文字を生産するのは、なかなか大変な作業ではないでしょうか?それなのに月に8,000円にしかなっていない事実。明らかに労力と対価が見合っていませんよね。

時給換算したら…最低賃金を割ることはまず間違いないです。

しかし、安く買い叩かれるのはクライアントが悪いわけでもなく、自分のスキルが足りないわけでもありません。

1円以上の案件を受けられるのにも関わらず、「まだ1円なんて早い…」などと言って勝手に避けているあなたが問題なのです。

稼げない!と嘆いている人は、まずこの現実を受け入れるところから始めましょう。

0.1円と1円では、求められるスキルは変わらない。

「0.1円の案件」と「1円の案件」では求められるライティングスキルに差はありません。

したがって、稼げないライターや初心者の方は、まず「1円」の案件をしらみつぶしに提案すると良いでしょう。

提案の仕方を工夫すれば、おおよそ10件に1件の確率で仕事をもらえます。特に実績のない初心者のうちは、ひたすら提案をしまくりましょう!

稼げないライターの特徴

出典:https://www.pakutaso.com/20190530127post-20751.html

稼げないライターの典型的な特徴を列挙してみました。

  • そもそも、作業量が足りない
  • 自分の見せ方が下手くそ
  • 単価交渉を遠慮している
  • 高単価案件を遠慮している
  • 文章力不足

これら5項目は私やライター仲間が初心者時代に陥っていた現象でして、5項目を改善することで大幅な収益改善が見込めたので共有します。

ぜひ「自分に当てはまるところはないかな?」と言う視点で読んでいただけたらと。

そもそも、作業量が足りない

そもそも、作業量が足りないと稼げません。こんなものは当たり前なのですが、作業量が足りないと「稼げない」以外にもう一つの弊害を産むことになります。

それは「経験値が積まれない」こと。

経験値が積まれないと、当然ながらライティングスキルも上達しません。

”下手な球も数打ちゃ当たる”ではありませんが、下手ながらに仕事を受けまくらないと「あ、こう言うライティングが求められているんだ!」と言う気づきに達することもできません。

特に経験が少ない初心者ならばなおさらです。目安としては「月100,000文字」を生産できるようになりましょう。

自分の見せ方が下手くそ

自分の見せ方が下手くそな人には、クライアントは仕事を任せません。

顔が見えないWebライターの世界では、相手に伝わる自分の情報は「文章や画像のみ」。そこでいかにしてクライアントにアピールできるかが、仕事をもらえるかどうかの分かれ道です。

いわば「履歴書・職務経歴書」だけで採用・不採用が決まってしまう世界です。

この後の項目では、クライアントにアピールする方法を詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください。

正直、自分の見せ方が下手くそだとライターでは一生稼げないので、稼げない!と嘆くならぜひチェックしてくださいね。

単価交渉を遠慮している

会社の給料は、基本的には昇給します。なぜ昇給するかと言うと、年数が経って経験を積むごとにあなたの価値が高まるからです。

ライターも同じ。

経験を積めば、あなたのライターとしての価値は上がります。価値が上がると言うことは、仕事の単価も上がると言うことです。

あなたがもしライターとして何本も記事を納品しているなら、単価交渉をしない限りは増収には繋がりません。クライアント側から単価アップを申し出てくれることは稀なので、自分から動きましょう。

高単価案件を遠慮している

ライティング案件には、実に多様な報酬額のものがあります。「1文字0.1円」もあれば「1文字1円以上」もあるので、文字単価に10倍以上の開きがあるのは珍しいことではありません。

ですが先ほども述べたとおり「0.1円と1円の案件に求められるスキルは同じ」です。

まだ1円なんて早い…と言っているのはただの思い込みに過ぎないので、さっさと単価1円以上の案件”だけ”を受けるようにしましょう。

当たり前ですが、同じ労力をかけるならお金もらえる方を選びましょう。ライターとして当然の権利です。

文章力不足

文章力不足も、増収の妨げになります。

とは言っても、ライターに置ける「文章力」って何なのでしょうか?抽象的な表現なのでよくわからないですよね。

そこで、文章力を鍛えるための参考になる記事をいくつか紹介しておきます。

見出しの書き方はこちら。

文章の練習方法はこちら。

細かいテクニック全般を知りたい方はこちら。

もっと知識をつけるなら書籍の購入もありですよ。1冊1,000円〜2,000円くらいなのでライティング案件を1件だけこなせば簡単にペイできます。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ

細かい文章のテクニックを学びたいならこの1冊でOK。

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—

基礎的なSEO知識を学びたいならこの1冊でOK。漫画形式でサクサク読めるので、小難しいことが苦手な私でも読めました(笑)

稼げるライターになるために、クライアントに”猛烈に”アピールする方法。

出典:https://www.pakutaso.com/20190816239macbook-pro.html

稼げないライターは、自分の見せ方が下手くそだと言いました。それならば、クライアントにゴリゴリアピールすればOKです。遠慮はいりませんよ。

ライター側が、クライアントにアピールする方法は以下の2つ。

  • 「プロフィール」でアピールする
  • 「提案文」でアピールする

私はライターとしての活動をランサーズを中心に行なっているので、ランサーズのスタイルで紹介しますが、クラウドワークスなどで活動している方でも十分に活用できる内容です。

では、順番に説明します。

「プロフィール」でアピールする

クライアントがあなたの情報を知るための媒体の一つが「プロフィール」です。プロフィールに

プロフィールでのアピールの仕方は、例を見せるのが一番早いでしょう。

以下は、私がランサーズ上で登録しているプロフィールです。大事な部分は太字で強調しています。

プロフィールをご覧頂き、ありがとうございます。
ブログ運営者・Webライターとして活動をしている、「さと」と申します。

◆ライター歴
2019年4月からライター業をメインに活動しております。
ライターとしてはまだまだ日が浅いですが、SEOライティングでは検索1位に表示された経験が3回・1ページ以内の上位に表示された経験が10回以上…①ございます。

(中略)

◆過去に執筆した記事・実績
■メンズ脱毛
・2019年8月〜専属契約を頂いております。
狙ったキーワード(脱毛関係)で検索順位「1位」に表示されています…②
・脱毛クリニックやサロンに直接問い合わせをしながら、正確な情報の提供を目指すべく、記事を執筆しています。

(中略)

上記理由のため、クライアント様のご希望に沿ったSEO対策が可能です。

◆主な所有スキル
WordPress操作…③
・WordPressを使用したブログを運営しておりますので、WordPressのセッティング、基本操作が可能です。

(中略)

上記理由から、SEO対策を中心としたクライアント様のご要望に添えることができます。…④ご依頼のほど、お待ちしております!

引用:さと|ライター|クラウドソーシング【ランサーズ】

プロフィールのアピール項目①ネガティブ情報はフォローする!

ライターとしてはまだまだ日が浅いですが、SEOライティングでは検索1位に表示された経験が3回・1ページ以内の上位に表示された経験が10回以上

初心者ライターだと、どうしても「経験の浅さ」がマイナスポイントになってしまいます。でもそのネガティブ要素はいくらでもフォローができるのです。

上記の例文を見ると「ライターとしてはまだまだ日が浅い」というネガティブ要素を最初に持ってきたあとにフォロー情報を入れていますね。

これは「人は最後に見た文章が記憶に残る」特性を利用したものになります。試しに順番を逆にしてみましょう。

SEOライティングでは検索1位に表示された経験が3回・1ページ以内の上位に表示された経験が10回以上ですが、ライターとしてはまだまだ日が浅いです。

う〜ん…これだと、何だか自信なさげで頼りない印象になりますよね。

ネガティブ要素が文章に含まれている場合は、必ず”あとで”フォローを入れましょう。

プロフィールのアピール項目②実績は必ず「数字」で!

狙ったキーワード(脱毛関係)で検索順位「1位」に表示されています

実績は必ず「数字」で出しましょう。

なぜならあいまいな表現だと、クライアントからしたら「この人のレベルはどのくらいなんだろう?」という疑問のタネになります。

例えば、

  • 検索上位に表示された経験が何度もあります!
  • 検索1位に表示された経験が何度もあります!

だったら、どちらの方が「おっ、この人すごいな」となるでしょうか。間違いなく後者ですよね。このように、せっかく立派な実績を持っていても数字で表現しないだけで相手に与える印象は大きく変わります。

実績は必ず「数字」で示すクセをつけましょう。

プロフィールのアピール項目③WordPressのスキルがあれば、とりあえず載せておく!

主な所有スキル:WordPress操作

WordPressでメディア運営をしているサイトは非常に多いです。

しかし、ライター初心者には馴染みの少ないもの。もしWordPressのスキルが少しでもあるようなら「WordPress操作経験あり」と入れてみてもいいでしょう。

初心者のうちは、周りと差がつく要素になりますよ。私も「WordPressが使えるのは助かる」と言う理由でライティング案件を頂いたこともあります。

プロフィールのアピール項目④相手に与えられる価値を示す!

SEO対策を中心としたクライアント様のご要望に添えることができます。

「自分は、あなたに対してどのような価値提供ができるか」を明記しましょう。

「提案文」でアピールする!【30秒で理解してもらう。掴みが大切】

ぶっちゃけ、提案文の方がプロフィールより重要です。

人気の案件には50件近くの提案が殺到します。クライアントもヒマではないので、いちいち提案する人のプロフィールまで見に行かない人もいます。

つまり提案文だけ見て依頼する人を決めることもあるので、徹底的なこだわりが必要になるのです。

提案文は「掴み」が大切です。

クライアントは忙しいです。長い文は読みたくないので、”ここを最初にオススメしたらいいな”っていうのを考えましょう。目安としては、クライアントが30秒で理解できるくらいじゃないとダメです。

以下例文です。依頼内容は「フリーランスの税金対策についての記事」です。

(あいさつ)

▼自己PR 

今回は「フリーランスの税金」に関しての記事…①ということで、初めてフリーランスになる人の不安に寄り添った記事を執筆できると思い提案致しました。

実は私自身、フリーランスになる際に「税金ってどれくらいかかるんだろう…」と言う不安を抱えていたことがあり、暇さえあればわかりやすい情報を探し求めていました…②

ご契約頂いた際にはこの経験を活かして、読者の検索意図に沿った記事を執筆させて頂きます。

基礎的なSEOを意識した文章構成については問題なく行うことができます。(SEOライティングで検索1位経験あり。…③)また、御社のメディア運営の目的が「アフィリエイト・他記事へのリンク」どちらであっても、柔軟に対応可能です。…④

▼これまでに執筆した記事のリンク

(記事へのリンク・記事の簡単な説明)…⑤

(以下、末文やあいさつ。)

提案文のアピール項目①依頼内容をよく見てるよ!アピール

「フリーランスの税金」に関しての記事

クライアントに安心感を持たせる意味で、まずは「依頼内容を理解していること」を示しましょう。

中には依頼内容をよく見ずに提案してくるライターもいるようです。にわかに信じがたい話ですが…

提案文のアピール項目②依頼内容に関わる経験をしているよ!アピール

実は私自身、フリーランスになる際に「税金ってどれくらいかかるんだろう…」と言う不安を抱えていたことがあり、暇さえあればわかりやすい情報を探し求めていました。

何事も経験があるに越したことはありません。

「自分の原体験」がある時点で、その記事は他の誰にも書けない唯一無二のものになります。

依頼内容に関わる経験があるのなら、すかさず提案文に組み込みましょう。クライアントとしても「自分の依頼内容に関わる体験をしている人」は珍しいので、提案文を読み込んでくれるキッカケになるかもしれません。

提案文のアピール項目③実績は必ず「数字」で!

SEOライティングで検索1位経験あり。

プロフィールの時同様、立派な実績の価値を最大化するためにも実績は必ず「数字」で示しましょう。

提案文のアピール項目④メディアの運営目的を理解している・対応できるアピール

メディア運営の目的が「アフィリエイト・他記事へのリンク」どちらであっても、柔軟に対応可能です。

お金を払って記事を書いてもらうわけですから、クライアント側としては何らかの目標があるはずです。

  • PV数を集めてアドセンス収益を狙う
  • アフィリエイト記事を書いて、成果報酬を狙う
  • 自社商品の購入をしてもらう

などなど、メディアによって目的は様々です。そして、目的によってはライティングの仕方も大きく変わるので、メディアの運営目的に沿ったライティングができるアピールをしましょう。

【まとめ】時給1,800円ライターが語る「ライターで稼ぐ方法」

出典:https://www.pakutaso.com/201612173372-16.html

この記事では、巷で言われている「安く買い叩かれるから、ライターは稼げない!」という主張に対して、現役ライターなりの答えを出しました。

  • 自分からわざわざ0.1円案件に飛び込んでるライターが悪い
  • 1円以上の案件をこなせば普通に稼げる副業である

これが私なりの結論です。現在はありがたいことに最大文字単価2.2円の案件を頂いており、隙間時間で大きく稼ぎ出すことができています。

ライターは、副業としてもフリーランスとしても非常に優秀な事業だと言えます。

ですが、もちろん楽に稼げるわけではありません。以下のような努力も必要不可欠です。

  • まずは”月100,000文字”こなし続ける
  • “厚かましいくらい”高単価案件にチャレンジする
  • ”厚かましいくらい”単価交渉をする
  • “勉強と経験”で文章力を磨く
  • クライアントに”猛烈アピール”する

このブログでは、ライターやブログで稼ぐ方法を日々発信しています。また、文章力の鍛え方も無料で発信しているのでぜひチェックしてみてくださいね!

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