転職するなら考えておきたい【退職金・厚生年金・生涯賃金について】

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プロライターTHです。

そろそろ転職しようかな、と考えてはいませんか?最近では転職するのは当たり前の社会になりつつあるので、積極的に転職を考えてる人も多いと思います。

しかし、転職が収入に及ぼす影響として、どのようなものがあるのか、全てを完全に把握している人は少ないでしょう。

今回は、転職の時に考えておきたい、三つのテーマについて解説していきたいと思います。この記事を読めば、以下のテーマについて理解が深まります。

  • 転職と退職金の関係
  • 転職と厚生年金の関係
  • 転職と生涯賃金の関係

以上をしっかりと考えた上で転職をすれば、より満足のいく結果が得られることでしょう。是非とも参考にしてみてください。

そもそも退職金ってどんな種類があるの?

まずは退職金についての解説になりますが、退職金にも様々な種類があるのはご存知でしょうか?退職金の種類について解説します。

企業年金

そもそも年金とは、一定の金額を毎月か数ヶ月に一度、支給する制度のことです。その中に、企業年金という制度があり、企業年金は、一定期間に分けて少しずつ支給する制度のことを言います。

退職一時金

この退職一時金が、皆さんのイメージされる退職金になると思います。これは、文字通り退職された時に、一括で支払われる金額のことで、まとまった金額を受け取りことができます。

勤続した年数によって金額は異なり、企業によっても金額が異なってきます。

前払い退職金

前払い退職金は、退職一時金とは異なり、退職した時にまとまって受け取るのではなく、勤務中の給与や賞与に上乗せして支払うというものになります。

積み上げるものではなく、前もって受け取ることにより、自分自身の資産運用に持ち越すことができます。

退職金と転職の関係性って?

退職金の種類については、先ほど解説しましたが、実際に転職するときにどう注意すれば良いのかまだイメージが沸かないと思います。次に、転職と退職金の関係性について解説していきます。

転職の時期によっては損をする場合も

実は、退職の時期によっては退職金を1円ももらえない企業もあります。

世間的には、3年以内にやめてしまった場合には、退職金はもらえないという企業が多いです。そのため、転職するなら入社してから3年後とよく言われています。

しかし、この制度は企業により異なるため、3年働いてからやめたとしても、全く貰えない場合もあります。

このような事態にならないためにも、しっかりと企業の退職金の制度を確認しましょう。会社の規定に載っているはずです。

転職するときに退職金で得をするためには

先ほど解説しましたが、企業によっては退職金を一銭も受け取れない企業があります。どうせなら、受け取れるものは受け取りたいですよね。そのためにはどうすると良いのか解説していきます。

まずは、何と言っても会社の退職金の規定を確認するところから始めましょう。

多いケースとしては、3年目から退職金が発生するケースになるので、もし近々3年目を迎えるのであれば、3年過ぎてから転職するようにしましょう。

また、企業の中には10年以上働かないと退職金をもらえない企業もあるので、その場合は勿論そういったことは考えなくて良いです。

判断が難しいケースもあるでしょうが、大抵の場合は転職するならすぐに転職してしまった方がお得だと思います。

転職と厚生年金の関係

転職するときに及ぼす影響として次にあげられるのが、厚生年金になります。具体的にどのような影響が出るのか、解説していきたいと思います。

転職先がまだ決まっていない場合は国民年金への切り替えが必要になります

転職する際に気を付けないといけないのは、次の転職先で働き始めるまでの期間が空く人です。なぜかというと、退職するとその企業で加入している厚生年金から外れてしまいます。

そして、厚生年金に加入していない場合には、国民年金に加入するのが必須となっているため、必ず加入の手続きをしなければなりません。

もし、加入の手続きを行っていない場合には、後から未加入月分の国民年金保険料の支払いを要求されてしまいます。

この支払いを忘れてしまうと、空白の期間が出来るため、年金の需給額が減ってしまう恐れがあるため、注意するようにしましょう。

転職と生涯賃金の関係性

最後に、転職をするときに及ぼす影響としてあげられるのが、生涯賃金になります。

生涯賃金とは、名前の通り生涯稼ぐことの出来る賃金の事を言います。それでは、転職によって生涯賃金にどういう影響を及ぼすのか解説していきたいと思います。

ボーナスや退職金で不利になる場合も

転職によって生涯賃金が下がる可能性があるものとして、主に退職金とボーナスが挙げられます。

まず、退職金に関してですが、先ほど解説した通り、勤続年数によって金額が変動する場合があるため、長い間同じ企業で働いていた人と比べると、どうしても金額が少なくなってしまいます。

次にボーナスについてですが、基本的にボーナスは半年や1年間の実績に対して評価され、支給されるところが多いです。

そうすると、入社して1年目の場合には、ボーナスをもらえない可能性が高くなります。そうすると、結論として生涯賃金についても、差が出てくるというわけです。

まとめ

今回は、転職によって及ぼす様々な影響について解説しました。

恐らく、転職をするときは目先の給料だけを見てしまいがちですが、今回解説したようなこともしっかりと考慮した上で決断をすることをお勧めします。

転職というのは、人生にそう何度もあるものではありません。重大な選択だからこそ、しっかりと情報を集めた上で転職を決断しましょう。

これから転職をしようと思っている方が、今回の記事を参考に転職活動を行ってくれればと思います。

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