こんにちは!ブロガー兼Webライターの掛け持ちをしている、さとと申します!
ブログやWebライターなどの活動をされている方で、こんな悩みを抱いたことはありませんか?
- 「自分の文章を読み返したら読みづらい。」
- 「記事を書くのにかなり時間がかかっている。記事を早く書く方法を知りたい。」
これは、「書く」ことを仕事にされている方でしたら、誰もがぶつかる壁ですよね。本記事では、この様な悩みを抱えている方向けに、
「文章を、”素早く”、”論理的に”書くための5STEP」
を解説します。
「構成」を意識するだけで、文章の質は格段に上昇します。
筆者はこの方法を実践することで、2500文字の記事を書く時間が『5時間→2時間』に短縮されました。さらに、記事を読んで頂いた方からは、「わかりやすい」との評価を頂いております。
ぜひこの方法を実践して、記事作成に役立てましょう!
STEP0:構成の重要性
文章のテーマが決まった後に、まず最初にすることがあります。それは、「見出しから書く」こと。
なぜ見出しから書くことが重要かというと、理由は大きく分けて2つあります。
見出しから書かないと、構成が崩れる
1つ目は『構成が崩れる』ということ。
構成から書かなければ、書いている途中に「あれ、何について書いてるんだっけ?」という現象に陥ってしまいがちです。
そしてその時にはもう手遅れで、それまで書いた文章を見返してみると、構成がめちゃくちゃで、何について書いたかわからない、ということにもなってしまいます。
見出しから書かないと、時間がかかる
2つ目は『時間がかかる』こと。
見出しから書かなければ、書いてる途中に「次は何について書こう・・・」という、「迷い」の時間が発生してしまいます。
この「迷い」の時間は非常に勿体無いです。見出しから書くことにより、「初めから何について書くか」が決定するので、おのずと「迷い」が減っていくことと思います。
折角時間をかけて記事を書くのに、出来上がったものの質が悪かったら悲しいですよね。
そんな上記にあげた様な悲しい事態を防ぐためにも、以下に解説する「文章を、”素早く”、”論理的に”書くための5STEP」をマスターしましょう。
STEP1.見出しを並べよう。
文章のテーマが決定したら、まずは見出しを並べましょう。(本記事では、”「電子書籍」をおすすめする記事”を例にして解説します。)
見出しを先に書くことで、
- 文章を書いている途中に構成が崩れずに済む
- 文章を書く時間が短縮される
ことは「STEP0」で解説しました。
では早速、見出しを並べてみましょう。
【タイトル】紙よりも電子書籍がおすすめする2つの理由。
===導入文===
【結論】紙よりも電子書籍がおすすめ。
===本文===
【根拠】何冊でも、どこでも持ち歩ける
===本文===
【具体例】紙の本を何冊も持ち歩くと重いし邪魔。
===本文===
【まとめ】電子書籍がおすすめ。
===本文===
この様に、本文を書く前に、見出しだけを並べることで何について書くかも決まり、書いてる途中に「次は何について書こう・・・」とか「あれ、何について書いてるんだっけ?」という現象に陥らずに済みます。
これで本文を書く準備は整いました。では「STEP2」からは、本文を書くための「構成」を解説していきます。
STEP2.「結論」から書く
文章を書く際に、最初に手をつけるであろう「タイトル」と「大見出し(h2タグ)」。そこに「結論」を入れましょう。
例)【タイトル】紙よりも電子書籍がおすすめする2つの理由。
【結論】紙よりも電子書籍がおすすめ。
この様に「結論」から書くことで、読者は「これは電子書籍をおすすめする理由を書いてる記事なんだ!」と理解します。
そのため、読んでいる途中に「この記事わかりづらいな。他の記事探そ。」などといった読者の離脱を防ぐこともできますし、読者が知りたかった情報を的確に伝えることができる、といったことにも繋がります。
また、「タイトル」は検索をした際に表示される文章でもあるので、結論を書くことで読者の目を惹きつけやすくする、といった効果もあります。
「タイトル」や「大見出し(h2タグ)」に「結論」を入れることで得られる利点は大きいので、必ず実践しましょう。
STEP2.「結論」の「根拠」を書く
結論を書いた後にすることは、「結論の根拠づけ」です。根拠づけをすることで、結論で述べたことの信憑性が高まります。
結論だけを述べられても、読者は「え?なんでそんなことが言えるの?」と納得して頂けません。
ここでは、あくまで、読者が納得することが重要なので、主観(自分目線)だけではなく、他者目線で書くことを心がけましょう。
例)【結論】紙よりも電子書籍がおすすめ。
【根拠】何冊でも、どこでも持ち歩ける
この様に「結論の信憑性を高める根拠」を書くことができれば、読者はよりあなたの文章に対して納得感を示すことでしょう。
STEP3.「根拠」の「具体例」を書く
根拠を書いた後は「根拠の具体例」を加えます。具体例を加えることで、「なぜこの根拠が言えるのか?」という問いへの答えにもなるので、読者はよりあなたの主張に共感・納得して頂けます。
例)【根拠】何冊でも、どこでも持ち歩ける
【具体例】紙の本を何冊も持ち歩くと重いし邪魔。
この様に「(電子書籍は)何冊でも、どこでも持ち歩ける」という根拠の具体例として「紙の本を何冊も持ち歩くと重いし邪魔。」という文言を付け加えることで、「ああ、確かに何冊も本を持ち歩くと重いよな、電子書籍だと何冊持ち歩いても重くないし邪魔にもならないよな」という「共感」と「納得」を産むことができます。
「共感」「納得」される文章は、SNSなどでも拡散されやすいです。もしその記事内にアフィリエイトリンクなどの購買行動に誘導するリンクが貼ってあったとしたら、そこから商品が売れ、収入が発生することもあります。
あなたの主張する「結論」に対しての「根拠」を更に読者にイメージしやすいものにするためにも、「具体例」を意識して記述していきましょう。
STEP4.「根拠」「具体例」を踏まえた「結論」を書く
最後に、今まで述べてきた「根拠・具体例」を踏まえた「結論」をもう一度記述しましょう。最後にもう一度「結論」を記述することで、以下の様な効果が得られます。
- 読者が「ああ、だからこういうことが言えるのか」と、「納得」してくれる
- 読者に「で?結局何の記事だったの?」という疑問を残させてしまわずに済む
- 「なるほど、この商品買ってみよう!」という購買行動につなげることが出来る
この様に、最後にもう一度「根拠」「具体例」を踏まえた「結論」を書くことで、読者に伝わりやすい論理的な文章を書くことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ここまで読んで頂いた方ならもうお気付きの方もいるかもしれませんが、実はこの記事も、各所各所に「結論・根拠・具体例・根拠」の構成を用いて書きました。
本記事で解説させて頂いた「文章を、”素早く”、”論理的に”書くための5STEP」を実践することで、あなたが作成する記事の質も格段に上昇することでしょう。
僕の場合は、2500文字の記事を書く時間が『5時間→2時間』に短縮されました。 この記事は3000文字を超えますが、調査含め2時間で書き上げました。
さらに、過去に僕の記事を読んで頂いた方からは、「わかりやすい・読みやすい」「さとさんのブログを読んでこの本を買ってみました!」との評価を頂いております。
誰でも実践しやすい内容ですので、ぜひトライしてみましょう!
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