2020年1月より、副業ライターから専業ライターに転身しました「さと」です。
月のお小遣いがあと2万円あれば…
全然貯金できていない。このままだと老後が心配…
サラリーマンなら誰もが一度は抱えた事があるかもしれないこの悩み。かと言ってお小遣いを増やしてもらうのもなかなか難しい所です。
そこで有効な手段が「副業」。
副業とは、本業以外の仕事です。私であれば、本業が会社員で副業がライターになります。
2020年現在、さまざまな会社で副業が解禁されています。ソフトバンクが副業解禁したのも記憶に新しいですね。
この記事では、副業を考えているサラリーマンに向けて、以下について解説します。
- サラリーマンが副業をするメリット
- サラリーマンにおすすめの副業
- サラリーマンにおすすめしない副業
- サラリーマンが副業で成功するコツ
副業で本業の収入を稼げるようになったサラリーマンである筆者が解説するので信憑性は高いかと思います。
副業を考えている方はぜひ参考にしてみてください!
サラリーマンが副業をするメリット
サラリーマンが副業をするメリットは以下の2つです。
- 給料以外の収入が入る
- スキルが身につき、市場価値を高められる
順に解説します。
給料以外の収入が入る
副業最大のメリットは、給料以外の収入が入ることです。副業以外の収入があれば今よりも金銭的な余裕を持って暮らせますし、お金がないことによる我慢も減ります。
もちろん、お金が全てではありませんが、お金が無いことによる精神的な負担は大きいです。
毎月のように「来月の固定費を払えるかどうか?」を考えるのはストレスですよね。そのようなストレスが減るのは大きいです。
スキルが身につき、市場価値を高められる
副業をすれば、自分の市場価値を高めることができます。
自分の市場価値というのは、その名の通りある特定の業界における自分の価値です。
市場価値が高まると、以下のような変化がおこります。
- 収入が高くなる
- より高単価の仕事がもらえる
- 名前が知れ渡り、こちらから営業しなくても仕事が来る
例えばwebライターとして経験を積み、市場価値が高まれば、高単価案件を貰えるようになります。高単価案件を貰えるようになれば、それに比例して収入も高くなります。
最初はこちらから提案をするなど「営業」にかける比重が大きかったと思いますが、名前が知れ渡れば向こうから仕事が舞い込むようになります。
自分の市場価値を高めると上記のようなメリットがあります。
サラリーマンにおすすめの副業
ここまで紹介したように、サラリーマンの副業には様々なメリットがあります。かと言って、全ての仕事がサラリーマンの副業として適しているかというと、そうではありません。
サラリーマンに合う副業の特徴は以下です。
- スキルが身につき、市場価値を高められるもの
- リスクが少ないもの
- 仕事をしていて苦にならないもの
- 市場価値と収入が比例するもの
実際にこんな都合の良い副業あるの?と思うかもしれませんが、実際にあります。それが、Webライターです。
ではどうやったらなれるのか?どれくらい稼げるのか?を詳しく見ていきましょう。
Webライター
サラリーマンにおすすめの副業1つ目は「Webライター」です。私が実際にサラリーマンをしつつWebライティングをしているので、生活費くらいは稼ぐことができます。
ただし、短期集中で勉強して、大量の仕事をこなす必要があります。
どんな仕事?
Webライターの仕事で代表的なのは、各種メディアが依頼する記事執筆です。
例えば、マッチングアプリの攻略法を紹介するサイトであれば、「マッチングアプリ 彼女」のキーワードで記事を書いてください!という依頼に対して記事を執筆します。
よく見るタイトル例であれば、
- 「マッチングアプリで彼氏を作るコツ3選【実体験あり】」
- 「こんな男はダメ!マッチングアプリで女子ウケしない行動とは?」
など。こういった記事を執筆するのがWebライターのお仕事です。
どれくらい稼げる?
ライターは実際、どのくらい稼げるのでしょうか?以下が参考になります。ちなみに私と友人の収益になります。
- ライター歷7ヶ月:平均文字単価2円 1,000文字/1時間 時給2,000円
- ライター歴8ヶ月:平均文字単価1.8円 1,200文字/1時間 時給2,160円
時給2,000円で1日3時間、月20日稼働となると120,000円の収益になります。副業としては大きな金額ではないでしょうか。また、仕事すればするほど自分の実績にもなるので、単価アップに繋がりやすくなります。
Webライターの収入は、主に「文字単価」「記事単価」のどちらかで決まります。
文字単価とは、「1文字◯円」というような、1文字あたりの単価を指します。仮に文字単価1.5円であれば3,000文字書けば報酬は4,500円、5,000文字書けば報酬は7,500円…となります。
記事単価とは、「1記事◯円」というような、1記事あたりの単価を指します。仮に記事単価3,000円であれば3,000文字書いても5,000文字書いても、報酬は3,000円となります。
稼ぐまでの道のり
大きく収入を上げるためには以下の手順を踏むのが一般的です。
- クラウドソーシングで仕事を受注する
- 書籍で勉強しながら文章を書く(量をこなす)
- 納品して報酬をもらう
- 実績ができたら、単価UPの交渉をする
- 単価の高い仕事を受注する(以下、2〜5の繰り返し)
私や、私の友人もこの手順で時給を上げていきました。
Webライターについてもっと詳しく知りたい方はこちら
ライターで稼ぐ方法を詳しく書いてある記事はこちらになります。ぜひ参考にしてみてください。
「Webライターって本当に稼げるの?」「Webライターをやっているけど、全然稼げない!」という人にはこちら。
「これからWebライターを始めようとしている・始めたばかり」「何をしたらいいかわからない!」という人はこちら。
サラリーマンにおすすめしない副業
サラリーマンにおすすめの副業もありますが、逆におすすめしない副業もあります。おすすめできない副業の特徴は以下のとおり。
- 時間を切り売りするもの
- スキルが身につかないもの
- 大きな収入を見込めないもの
- 無理してやるようなもの
- すぐ成果につながらないもの
では、具体的にどのような職業が当てはまるのでしょうか。
ポイントサイト・アンケート回答
ポイントサイトなどで、会員登録・資料請求・アンケート回答・クリックなどでポイントを稼いでいく方法です。貯まったポイントは、現金の他、電子マネー・Amazonギフトコードなどに交換できます。
しかし、副業としてのポイントサイトの利用はおすすめできません。なぜなら、
- 時間を切り売りするもの
- スキルが身につかないもの
- 大きな収入を見込めないもの
- 継続的に稼げない
に当てはまるからです。
ポイントを得るための会員登録に割く時間、大量にくる会員登録メールをさばく時間などは意外とかかります。
さらにポイントサイトだとスキルが身につきません。会員登録や資料請求ばかりしていても、もらえるポイントは増えるわけではありません。
また、一度会員登録したサイトには登録してもポイントをもらえない、という特徴もあるので継続的に稼げるわけでもありません。
稼ぐ方法としてポイントサイトは不適切と言えます。
アルバイト【コンビニ店員など】
店舗に出て働くアルバイト形式のものも、おすすめできません。
なぜなら、
- 決められた時給なので大きく収入が上がらない
- 副業をしているのが会社にばれるリスクがある
- 時間の切り売りになってしまう
特にコンビニ店員などはスキルを上げても収入には結びつきにくいです。また、店頭にいるのでコンビニに会社関係の人が来たら即刻バレます。副業禁止の会社であれば、解雇になるリスクもあります。
また、アルバイトだと指定された時間があります。本業の仕事が終わったあとや休日の勤務となると体調を崩すリスクもあります。このように時間を切り売りするような点もおすすめできません。
アフィリエイト【心が折れる可能性あり】
不労所得として人気のあるアフィリエイト・広告収入。ブログやYouTubeなどがこれに当てはまります。
サイトにある程度のアクセスを集めることができれば大きく稼ぎ出すことは可能ですが、すぐ成果が出るものではありません。少なくとも3ヶ月は収益ゼロの期間が続きますし、簡単に生活費が稼げるようになるわけでもありません。
ただ、アフィリエイトは絶対に稼げない手段ではありません。最初に始める副業としては不適切なだけです。例えば、ブログでアフィリエイトをするならSEOの技術が必須になります。
SEOの技術を学ぶには、Webライターとしてライティング案件をこなしていくことが近道です。
Webライターとして安定して稼げるようになってから、アフィリエイトに手を出し始めるのも良い選択かもしれません。
サラリーマンが副業で成功するコツ
サラリーマンが副業で成功するコツは以下の通り。
- 1円でもいいから稼いでみる
- どの作業量でどれだけ稼いだか、可視化する
- スケジューリングする
- 睡眠時間は確保する
順に見ていきましょう。
1円でもいいから稼いでみる。
まずは1円でも稼いでみて「こうしたら稼げるんだ!」という体験をしてみてください。
本などで知識を蓄えていくのはもちろん重要ですが、実際に稼いでみないと意味ありません。なぜなら、稼ぐために勉強しているのだから。
「1円稼げた!」という小さな成功体験ができれば、次は100円、1,000円、10,000円…と、ステップアップしていきましょう。
どの作業量でどれだけ稼いだか、可視化する。
作業量と収益はある程度比例します。しかし、理想としては「少ない作業量で収益を増やす」ことが良いでしょう。では、少ない作業量で収益を増やす、ってどういうことなのでしょうか?以下の表をご覧ください。
月 | 執筆文字数(作業量) | 収益 |
2019年4月 | 40,000文字 | 25,530円 |
2019年5月 | 60,000文字 | 54,200円 |
2019年6月 | 100,000文字 | 94,810円 |
2019年7月 | 90,100文字 | 110,130円 |
この表は、私の収益の推移です。4〜6月までは作業量と収益が比例していましたが、6月と7月を比較したときに作業量は減っているものの収益が増加していますよね。
これが、「少ない作業量で収益を増やす」ということです。これは、自分のライターとしての価値が高まり、高単価の案件を頂けるようになったからです。
少ない作業量で収益が増えれば、浮いた時間を自由に使えるようになります。更に仕事するもよし、勉強するもよし、遊びに行くもよし。自由な時間が増えれば心にゆとりも生まれるようになります。
このように、どの作業量でどれだけ稼いだかを可視化することは重要です。
スケジューリングする【自分の作業量の可視化】
複数のクライアントから仕事を頂けるようになったら、自分でスケジュール管理する必要があります。
- 納期はいつまでか?
- 何日までにどれくらいこなせば良いか?
- この日は予定があるからここまではやろう
…などなど、スケジューリングをしないと自分の仕事を管理できません。また、1日の適切な作業量も把握できません。副業で大きく稼ぐなら、必然的に複数のクライアントと仕事をすることになるので、自分でスケジューリングできる力はつけておきましょう。
私は、「TimeTree」というカレンダーアプリを使用しています。
睡眠時間は確保する。
努力するのはいいことですが、睡眠時間は確保しましょう。
寝不足だと認知機能を低下させる原因になり、本業に支障をきたす可能性もあります。また、学習しても頭に入らないため学習効率の低下にも繋がります。
睡眠時間を確保した上で、本業と副業の効率を上げる取り組みをするのが良いでしょう。
サラリーマンは、副業でスキルを磨きながら稼ごう!
この記事では副業したいサラリーマンに向けて、
- 稼げる副業はなんなのか?
- どういう副業はやったらダメなのか?
- 副業で成功するコツはあるのか?
について紹介しました。
「お小遣いがもう少し多ければ…」「将来への不安が…」と考える方にとっては、副業は有効な手段です。今まで我慢していたことや諦めていたことが、お金で解決できるわけですから。
しかし、いくらお金を得られるからと言っても副業はきちんと選ばなければなりません。
この記事で紹介した「コンビニアルバイト」や「ポイントサイト」で収入を得ようとしても時間ばかりがかかってしまい消耗戦になってしまいます。
一方、以下に当てはまる副業を選ぶ事で、ある程度大きく稼ぎつつ、自身の市場価値の向上にも繋がります。
- スキルが身につき、市場価値を高められるもの
- リスクが少ないもの
- 仕事をしていて苦にならないもの
- 市場価値と収入が比例するもの
月10万円どころか、本業の収入を超えるのも夢ではありません。現に私がそうですし、今ではWebライターを始めて本当に良かったと思います。
ぜひ皆さんも、副業にチャレンジして自分の可能性を広げてみませんか?
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