ブロガー兼Webライターをしている「さと」です。
WordPressでブログを運営しており、開設1ヶ月で4,000PVとGoogleアドセンスによる収益化を達成しました。
2019年4月からは、文章力の向上と、安定した収入の確保のため、会社員の傍らWebライターをメインとして活動しております。
月収は10万円を突破する勢いでして、「文章で稼げる」ことを実感している今日この頃です。
さて、今日は「ブログで稼げない理由」を解説しようと思います。
巷では、「ブログは簡単に稼げる方法と聞いたのに、なんで全然稼げないの?!」
という声が、よくあります。(Twitterなどで多く見受けられます。)
稼げない原因には様々なものがありますが、もし「簡単に稼げる」と思っているのであれば、今すぐその考え方は改めるべきです。
この世の中には、簡単に稼げる仕事なんて存在しません。
「簡単に」「楽に」稼げるというのは、全くの誤解で、
今大きく稼いでいる人の大半は、初期に圧倒的な努力量を重ねています。
そこで本記事では、ブログで稼げない理由を解説していきます。
主に、以下のことについて解説します。
- 稼げないのは、そもそも作業量が足りないから。
- とは言え、量をこなす”だけ”は意味なし。
- SEOについての知識不足が理由。
- すぐ稼げると勘違いしているのも理由。
ぜひ本記事を参考にして、「稼げない理由」を判明させましょう!
そして、この記事を読んだ後は、ぜひ手を動かしてみましょう。ではどうぞ。
ブログで稼げない理由①そもそも作業量が足りないから。
ブログで稼げない理由の最大の理由は、「そもそもの作業量が足りないこと」。正直、これが最低ラインです。
なぜ最低ラインかと言うと、「量」をこなしていない限りは、「質」を高めることはほぼ不可能と言っていいから。
明らかに量もこなしておらず、仕事の質も低い人が、知ったように
「いや〜”量”より”質”っしょ。」
と言っている人は現実世界でもネットの世界でもよくいますが、
正直、「甘えんな。」です。
御託はいいから手を動かせ、手を。ってことです。
・・・と、厳しいことを言いましたが、かつての私も「質」を重視するあまり「量」がおろそかになってました。(その結果生まれた成果物も、低品質)
とはいえ、いきなり「量」をこなせ!!と言っても、なかなかうまくはいかないもの。自分の意思には個人差がありますからね。
「量」をこなそうと思っていても、なかなかうまくいかない人におすすめな方法は、「書くための仕組み」を作ること。
私の実体験を通して学んだことを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
「量」をこなすのが苦手→「書かなければならない仕組み」を作るのが得策。
「量」をこなすのが苦手な人は、「書かなければならない仕組み」を作ることが大切です。
その方法として、ぜひ「Webライター」になることをおすすめします。
Webライターとは、企業や個人から「記事を書いて欲しい!」と依頼されて、記事を提供することで報酬をもらう仕事。
主に「1文字○円」「1記事○円」と言ったように単価が決められています。
この「ライター」で、「量」をこなすことにより、「物書き」として大きく成長することができます。
私も、ブログを始めて5ヶ月が経過した後に、成長スピードの遅い自分に焦りを感じ、Webライターに力を入れるようになりました。
ここで少し私の実体験を書かせていただきます。
ブロガーをメインでやっていた時は、ヒィヒィ言いながらやっとの思いで1日かけて書いた文字はせいぜい1,000文字。更新頻度も遅く、「ダラダラ」とやっていました。
そんなことを5ヶ月やっていましたが、文章力の成長も感じず。
そんな中、Webライターを始めました。
1日30〜40件ほど提案して、多くのお仕事をいただけました。毎日書かないと間に合わない量になるまで追い込みました。
毎日文章を書くことにより、作業スピードも上がりましたし、質も上がったと、お褒めの言葉をいただいたこともあります。
ダラダラとブログを書いていた5ヶ月と、ライターとして毎日書き続けた3ヶ月。同じ時間でも作業量と成長速度は桁違いでした。
今では、Webライターと言う環境に身を置いて、強制的に文章を書く状態にしたことが、自分にとってはいい選択だったと感じています。
「ブログ」だと、私のようにいくらでもだらけることができます。
なぜなら、「やらなくても誰にも迷惑がかからない」から。
ですが、「発注者」という相手がいる中で文章を書くので、自ずと自分だけの問題ではなくなりますよね。
その結果として、「文章を書く」ことが習慣になる、というわけです。
「書く」ことを習慣化しながら「文章力」をつける。
日頃から文章を書く習慣がない人は、なおさらパソコンを開かないので文章を書くことが「習慣」にもなりません。
文章を書く習慣がない方は、「ランサーズ」などでWebライターとして仕事を受注しましょう。3ヶ月ほど続ければ「文章を書かない自分」に違和感を覚えるようになります。
こうなれば「勝ち」です。ここからの成長速度は非常に早くなります。
また、クライアントとライターの2者で記事を作り上げるため、必ず自分の文章にチェックが入ります(フィードバックと言います)。
クライアントは法人単位でサイトを運営しているのでSEOについてのノウハウを保有しています。そのノウハウを吸収できるので、その点でも「文章力」の向上にはおすすめですよね。
まとめると、
- まずは「量」をこなしながら、高い「質」の文章を見つけていく。
- 自分の力だけで量をこなせないなら、「量をこなす仕組み」を作る。
- 量をこなすために、クラウドソーシングなどでWebライターとして活動する。
- Webライターとして大量に案件を受注することで、「量」をこなす。
- フィードバックで、文章力強化が可能。
まずは、「量」をこなすことが大事ですよ。
ブログで稼げない理由②量をやって満足している。
はい、早速先ほどの主張「量をやれ」というのをひっくり返してきました。
量をやるのはもちろん最低条件なのですが、ただ改善もせずに淡々と量をこなすのは、誰にでもできます。
ただ量をこなすのが「意味がない」とまでは言いませんが、成長スピードは遅くなってしまいます。
ブログで文章を書きながら、文章力を上げる基本的な方法は2つ。
- 文章術の勉強をしながら、”自分”でフィードバックする
- 第3者に文章を見てもらい、アドバイスをもらう【Twitterなどが良い】
順に説明します。
文章術の勉強をしながら、”自分”でフィードバックする
ブログは、自分の文章の何が悪いか、何がいいかを判断してくれる人がいません。つまり、クラウドソーシングのような「フィードバック」がありません。
ですので、ある程度自分で文章をチェックできるようになることが必要です。
そのためには、文章に関する細かい知識やテクニックが必要になってきます。
- 句読点・改行・行間のタイミング
- 言葉使い
- 無駄な表現(冗長表現)の削減
それらのテクニックは、世の中にあふれる「文章術」に関する書籍に詰まっているので、ぜひ参考にしてみてください。
第3者に文章を見てもらい、アドバイスをもらう【Twitterなどが良い】
自分の書いた文章を、第3者にチェックしてもらい、アドバイスを仰ぐのもおすすめです。
ブロガーは一般的に孤独です。
自分が記事を書いても、アドバイスをくれる人はいません。
それならば、自分から「文章チェックしてください!!」と能動的にアドバイスを依頼しましょう。プロにお願いするならば、謝礼も忘れないようにしましょう。
プロのライターにとっては「文章の添削」も立派な仕事ですからね。
特にTwitterだと、ブログで一定の成果を挙げている人と簡単に繋がることができます。
自分の視点だけではなく、第3者視点で文章を見てもらうのも大切ですよ。
ブログで稼げない理由③SEOに関する知識不足。
「文章に関する知識不足」の中には、「SEOに関する知識不足」も含まれています。
この「SEO」とは、「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の頭文字をとった言葉で、
すごく簡単にいうと「サイトを検索の上位に表示させる技術」のことです。
また、検索の上位に表示させるための様々な施策を、「SEO対策」と呼びます。検索して1ページ目に出てくるようなサイトは、この「SEO対策」がうまくいっているサイトですね。
では、ここで皆さんに質問です。
『ブログを始めた理由はなんですか?』
大半の人が、「稼ぐため」と答えるでしょう。
稼ぐのが目的であれば、稼がないと意味がないですよね。
そのためには、ブログが多くの人に見られる必要があります。つまりGoogle検索で上位に表示されないといけません。せめて1ページ目には。
そこで必要になる知識というのが「SEO」。
「SEO対策」については大量に本が出ているので、書籍から学び取るのがおすすめですよ!
以下が、私が実際に参考にした書籍です。まずはこの2冊さえ読んでおけば基礎的なSEO対策はバッチリかと思います。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉(著:松尾 茂起)-Amazon
「沈黙の〜」は、数少ない「マンガ・ストーリー形式」で説明がされているので、サクサクと読めてしまうので一番おすすめです!初心者にもわかりやすく、丁寧に作り込まれています。
最新のGoogle対策! これからのSEO Webライティング本格講座(著:瀧内賢)-Amazon
SEO対策には、2種類あります。「ロボット向け」のSEOと「ユーザー向け」のSEO。この2種類のSEO対策の概念を語っているのがこの書籍。読んでいて非常に納得できる、わかりやすい構成なのでおすすめです。
こちらは、「沈黙の〜」と比較して、やや中級者向けの内容になっているので、必要であれば2冊目に購入するのをおすすめします。
ブログで稼げない理由④すぐ成果が出るものではない。ということを理解していない
最後に4つ目。
ブログはすぐ成果が出るようなものではありません。そこを理解していない人があまりに多すぎるように思えます。
一見根拠のない精神論に聞こえるこの主張。実は、根拠があります。
サイトの記事が公開されてから、Googleに評価されるまでは時間がかかります。では、その根拠をGoogleアナリティクスのデータを用いて解説します。
以下の画像をご覧ください。
こちらは、私「さと」が運営しているサイトのデータ(Googleアナリティクス)になります。
これは、「どこを経由してアクセスされたか」がわかるグラフとなっています。凡例を説明すると、
- Social=TwitterなどのSNSからのアクセス
- Direct=ブックマーク・アクセス履歴などからの直接アクセス
- Organic Search=検索からのアクセス
- Referral=他サイトからのアクセス
となっています。
上記(図1)は、3月のデータになります。こちらを見ると、「Social」、つまりTwitterなどのSNSからのアクセスが多いことが読み取れますね。
そして、上記(図1)は、6月のデータになります。こちらを見ると、「Organic Search」、つまりGoogleなどからの検索によるアクセスが多いことが読み取れますね。
このように、アクセス元がかなり大きく変動していることがわかります。
ちなみに、5・6月は一切記事を更新しておりません。
4月までに書いた記事がじわじわとGoogleに評価されている、ということが言えますね。
その期間2ヶ月。
この結果から、記事を書いたとしてもすぐに成果は出ないということが言えます。
ブログで稼げない理由まとめ
あなたがブログで稼げない理由を解説しました。
まとめると以下の通り。
- 稼げないのは、そもそも作業量が足りないから。
- 量をやって満足している。
- SEOについての知識不足。
- すぐ稼げると勘違いしている。
多少厳しいお話もしましたが、これが現実です。
まずは、自分に欠けていることを見つけることが先決です。
例えば、副業としてやっている人は、仕事の隙間時間や、トイレの中、休憩時間全てを費やし、本業を爆速で終わらせて、帰ってからは鬼作業。
早く成果を出したいのであれば、それくらいの意気込みじゃないと、成果にはなりません。(個人差はありますが)
「会社員」に限らず、多様な働き方が認められつつある昨今。自分の気の向くままに仕事をしたい!という方も増えてきています。
ですが、「会社員」であれ、「フリーランス」であれ、自分の置かれている現状を打破するためには、「痛み」はつきものです。
「No pain,No gain(痛み無くして得るものなし)」
ということわざにもあるように、決して甘い考えは通用しません。
価値あるものを得たいなら、さっさと覚悟を決めて行動しましょう。それは転職するにしてもフリーになるとしても同じですよ。
ぜひ「圧倒的努力」で、ブログで稼ぎ出しましょう!
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