ブロガー兼Webライターのさとです。今回は
「読みにくいブログのチェック項目10点と改善策。」
と題して、「読みにくいブログの特徴」を、チェックリスト形式で紹介します。
例えば、皆さんが何か調べることがあった場合、何で調べますか?
大半は「検索」がほとんどだと思います。私も検索をよく使います。
しかし、欲しい情報が的確に、わかりやすくまとめられているサイトってほとんどないんですよね。
私も、スマホを格安Simに乗り換える時に「LINEモバイル 乗り換え 方法」といった感じで検索しましたが、わかりやすく解説しているサイトはなかなか見つかりませんでした。
自分のブログも、そのように「読みにくい」と思われていないか不安ですよね。
そこで今回は
- 自分のブログが読みにくくないか不安。
- どんなブログが読みにくいと思われるのか知りたい。
- 読みにくさを改善できる方法を知りたい。
上記のような悩みを抱えた人に向けて、「読みにくいブログの特徴」を解説します。
自分のブログが「読みにくい」と思われてないかが不安な人は、ぜひ本記事でチェックしてみてくださいね!
読みにくいブログのチェック項目10点と改善策。
では早速、読みにくいブログのチェック項目を解説します。
具体的には以下の通り。
- テーマを1記事に複数詰め込んでない?
- タイトルを適切につけてる?
- 見出しを適切につけてる?
- 行間・句読点を適切につけてる?
- 改行しすぎていない?
- 専門用語の使いすぎや難しい言い回しになってない?
- 本文はカラフルになってない?
- スマホでも読みやすい?
- 漢字だらけになっていない?
- その内容、求められている?
1〜3項目目がブログが検索で上位に表示されるかどうかを左右する重要な項目
4〜6項目目が文章をパッと見たときの見やすさに影響する項目
7〜9項目目が意外と配慮されていないブログが多い項目
10項目目は、文章の読みにくさとは関係がないけれども、必ず配慮しておきたい項目
となっています。一つずつ、「これは自分のブログに当てはなってないかな?」とチェックするように見てもらえたらと思います。
では順に解説していきます。
1.テーマを1記事に複数詰め込んでない?
テーマを1記事に複数詰め込むと、読者にとっては何について書かれているかわからなくなってしまいます。
そもそも、読者が情報を求めて検索をする目的は、
「結論(=疑問に対する答え)を知ること」
この1点です。読者の疑問に対して的確に答えられている文章が評価されるのがライティングの世界なので、この目的は見失ってはいけません。
例えば、「自分のブログが読みにくいと思われているか不安。」という読者に対して「読みにくいブログの特徴」を紹介している記事(本記事)が、「おすすめのブログサービス」をメインに紹介し始めたとします。
読者の悩みの解決が目的なのに、そこから逸れ始めてしまいますよね。
なので、基本は「1記事1テーマ」を守るようにしましょう。
2.タイトルを適切につけてる?
タイトルを適切につける、というのは「タイトルと本文の相違をなくす」ということです。
タイトルと本文に相違があれば、読者は「あれ?これ何の記事だっけ?」と混乱を招く恐れがあります。
例えば、「読みにくいブログのチェック項目10点と改善策。」というタイトルなのに、本文がおすすめのブログサービスを紹介している記事だったらどう思いますか?
前述したように、「あれ?これ何の記事だっけ?」と混乱してしまうかもしれませんね。
そんな混乱を招かないためにも、本文とマッチした適切なタイトルをつける必要があります。
3.見出しを適切につけてる?
見出しを適切につける、というのは「本文の内容を適切に要約する」ということです。
見出し部分で本文の内容を適切に要約できなければ、読者にとっては「読みにくい」印象になってしまいます。
読みやすい、適切な見出しをつけるコツは3つあります。
1つ目は、「中見出し(h2)を疑問形」にし、「小見出し(h3)で回答する」方法。具体例は以下の通り。
中見出し:読みにくいブログってどんなもの?
小見出し1:テーマが定まっていない記事。
小見出し2:改行が少ない文章。
小見出し3:専門用語だらけの文章。
「読みにくいブログってどんなもの?」という疑問を中見出しに置き、その回答を小見出しで書いています。このようにすれば、見出しを読むだけで記事の内容を把握できますね。
2つ目は、「中見出し(h2)で情報のまとめ」を行い、「小見出し(h3)で情報を並べる」方法。本記事がこの方法を採用しています。
中見出し:読みにくいブログの特徴は3つある。
小見出し1:1.テーマが定まっていない。
小見出し2:2.改行が少ない。
小見出し3:3.専門用語だらけ。
中見出しで「3つある」と書くことで情報の分量を伝え、小見出しで情報を並べています。このようにすれば、情報が整理されます。
3つ目は、「見出しだけを読めば記事の内容を理解できるような見出しにする」方法。
読者は最初に、「この記事にはどんなことが書いているんだろう?」という気持ちで見出しを見ると思います。その時に記事の内容を理解できれば素晴らしいですね。
理想的な流れは、
- 最初に見出しを見ただけで記事の内容を理解する
- あとは「補足」として本文を見る
これが、「読みやすい記事」の理想形です。
ここで紹介した3点を意識して、見出しをつけましょう。
4.行間・句読点を適切につけてる?
行間・句読点のない文章は、読みにくくて仕方ありません。
パッと見た時に、新聞のように、画面が文字で埋め尽くされていたらどう思いますか?即座に読む気が失せますよね。
もし本当に読者がすぐページを閉じてしまうと、以下のようにSEO的な悪影響もあります。
- すぐページを閉じられることで「サイトの滞在時間」が下がり、SEO的にマイナス評価になる
- 開いたページから他のページに移動せずにサイトを閉じられることで、「直帰率」が上がり、SEO的にマイナス評価になる
行間・句読点をうまく使い、見やすい文章にしましょう。
5.改行しすぎていない?
「行間をうまく使うべし」と解説しましたが、かといって改行しすぎるのもダメです。なんでも加減というものがあります。
このように、
改行をしすぎたり
行間を広くしすぎると
「何だこれ。ポエムか何かか?」「スクロールがめんどくさい」
など、不審がられるので、無駄な改行や行間を広げるのはやめましょう。
6.専門用語の使いすぎや難しい言い回しになってない?
- 文章を書くのが好きな人
- 専門知識が豊富な人
- 本を読むのが好きな人
などは特に注意して欲しいのが、「専門用語の使いすぎ」や「難しい言い回し」の多用です。
自分にとっては当たり前の知識でも、読者にとっては当たり前ではないことがほとんどです。
例えばライティングの記事を知識がゼロの初心者向けに書くのであれば、「SEO」や「タグ」などの専門用語をいきなり書かれても、訳がわからないですよね。
専門用語を入れるなら、「SEO」の意味が書いてあるURLやリンクを貼ったり、(※)などを用いて用語の説明をするのが望ましいです。
あくまでも「読者ファースト」になるように心がけましょう。
7.本文はカラフルになってない?
文章をカラフルにしていると、読みにくいのはもちろん、目にも悪いので全くおすすめできません。
「文章がカラフル」とは、具体的にどんなことを指すかというと、以下のような文章を指します。
この文章が読みにくい理由は、カラフルになっているからです。
強調するために、色を使用するのはもちろんいいのですが、限度というものがあります。せめて文字の装飾は3種類くらいにしましょう。
ちなみに私は、以下の3種類しか使いません。
- 太文字
- 赤文字
- 背景色:黄(黄マーカー)
特に、使うことが多いのは「太文字」ですね。「赤」や「黄マーカー」はほとんど使いません。
8.スマホでも読みやすい?
スマホでも読みやすい文章かどうかを確認することも必要です。
ブログ読者の85%以上が、スマホから記事を閲覧しているデータがあります。
以下の画像をご覧ください。
これは、私が運営しているブログの情報です。(Google アナリティクスより)まずは、用語の意味から解説しましょう。
- tablet=iPadなどのタブレットから閲覧している。
- mobile=スマホなどの端末から閲覧している。
- desktop=パソコンから閲覧している。
見ての通り、「mobile」のユーザーが、495人中422人と、全体の85%を占めていることがわかります。これほどまでに、スマホから閲覧されている割合は大きいんですね。
このことから、いかに「スマホでの閲覧を見据えた記事作り」が大切かわかります。
執筆をパソコンで行なったとしても、スマホから見ると全然イメージと違うことが多々あります。
記事が完成したら、スマホ表示で確かめながら、改行や句読点などの細かい調整を行いましょう。
9.漢字だらけになっていない?
パッと文章を見た時に漢字だらけの文章だったら、これまた読む気が失せてしまいますよね。
難しい漢字(言葉)や、別に漢字にする必要のない表現は、他の言葉に置き換えることができないか検討しましょう。
- 殆ど→ほとんど
- 特別〜する必要性がない→別に〜することはない
- 疑義が生じる→疑問を抱く
このように、漢字を減らすこともできますし、「疑義」といったような難しい表現は、「疑問」のように簡単な表現に置き換えることができますよね。
10.その内容、求められている?
これは、文章の書き方からは外れてしまいますが、
そもそも書いている文章が、読者に求められている内容かどうかを考える必要があります。
例えば、日記のようなブログだと、正直誰にも読まれることはありません。なぜなら、「誰も求めていない情報」だから。
完全に趣味で書いているブログならいいですが、
戦略的に稼ぐブログを作りたいのであれば、日記のようなブログを書いていてはいつまでたっても稼ぐことができません。
あとは、明らかにマニアックすぎて、需要のないテーマもやめておきましょう。
ブログのテーマ決めに関する記事は、以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
ブログで稼ぐ方法は「テーマ」にこだわる事。【HARMの法則】
読みにくいブログのチェック項目まとめ
読みにくいブログの特徴をまとめました。
具体的には以下の通り。
- テーマを1記事に複数詰め込んでない?
- タイトルを適切につけてる?
- 見出しを適切につけてる?
- 行間・句読点を適切につけてる?
- 改行しすぎていない?
- 専門用語の使いすぎや難しい言い回しになってない?
- 本文はカラフルになってない?
- スマホでも読みやすい?
- 漢字だらけになっていない?
- その内容、求められている?
文章を書きなれていないうちは、この10項目に気をつけながら文章を書くようにしましょう。
1〜3項目目の「テーマ・タイトル・見出し」は、ブログが検索で上位に表示されるかどうかを左右する重要な項目です。言い換えると、「直接SEOに影響する」とも言えるので、当てはまる場合は、優先して改善しましょう。
4〜6項目目の「行間・句読点」「改行」「専門用語」は、文章をパッと見たときの見やすさに影響する項目です。例えば、改行のない真っ黒な文章をパッと見た時に、あなたならどう思いますか?
たちまち、読む気が失せる事でしょう。
サイトをすぐ閉じられてしまったら、「サイトの滞在時間」などが低下してしまい、SEO的にも悪影響になります。1〜3項目目の基本的な事項とともに、改善していきたいですね。
7〜9項目目の「カラフル・スマホへの配慮・漢字」は、意外と配慮されていないブログが多い項目でもあります。
これらのことに注意すれば、他のブログに差をつけることができるので、1〜6項目の改善ができているなら、積極的に取り組みましょう。
そして10項目目の「ニーズ」に関することは、文章うんぬんとは関係ありませんが、そもそもここを間違えると、読まれる機会がなくなってしまいます。
自分の情報は、ちゃんと求められているものか?
ぜひこの視点に立って記事を執筆しましょう。
最後に、ぜひ本記事を参考にしていただき、「脱・読みにくいブログ」を目指しましょう!
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