プロライターUMです。
「会社行きたくねぇ…。」
「何にも縛られず、自由気ままに仕事がしたい…。」
社会人であれば、誰もが一度は抱いたことのある感情ではないでしょうか?
そんなあなたに紹介したいのが、「フリーライター」という働き方です。フリーライターとは、企業に所属せず、文章を書くことで生計を立てる職業のことを言います。
誰もが一度は耳にした事がある職業名だとは思いますが、具体的にどうすればフリーライターになることができるのでしょうか。
本記事ではフリーライターへのなり方と、フリーライターに必要なスキルについて紹介していきます。
誰でも簡単!フリーライターへのなり方
フリーライターへのなり方は複数存在しますが、誰でも挑戦できるところで言うと下記のような方法があります。
- クラウドソーシングで仕事を受注する
- ブログを運営し、仕事を集める
- 企業に直接営業する
- SNSで仕事を見つける
1つ1つ、具体的に解説していきます。
①クラウドソーシングで仕事を受注する
最も簡単なフリーライターへのなり方です。
クラウドソーシングとは、仕事を発注したい企業と仕事がしたい個人をマッチングするサービスのことです。クラウドソーシングを覗けば記事執筆案件は山ほど掲載されているので、「仕事がない…orz」という状況に陥ることはほとんどありません。
ただし「誰でも簡単に始められる」というサービスの性質上、同業者のライバルはたくさん存在します。
単価の高い案件には百戦錬磨の猛者たちが次々と提案(「その仕事俺にやらせてくれ!!」と立候補すること)してくるため、未経験者にはなかなか良い仕事が回ってきません。
安定して高単価の仕事を受注できるようになるにはそれなりの実績を積む必要があり、駆け出しの頃は時給500円にも満たない泥沼の労働環境も覚悟してく必要があります。
よくあるトラブル事例はコチラ。
②ブログを運営し、仕事を集める
たくさんの人に閲覧されるブログを作り、ブログ経由で仕事を発注してくれる人を待つという方法です。
面白い記事や役立つ記事をたくさん投稿していると、「うちのメディアでもぜひ書いてください!」という依頼がくるようになります。
立派なフリーライターへのなり方の1つですが、この方法はそこそこ集客力のあるブログを運営していることが前提です。
素人がブログを開設した場合、最初の数ヶ月間は訪問者0人なんてことも珍しくありません。
どちらか言うと他のプラットフォームをメインとして活動しつつ、「ブログ経由で仕事が来たらラッキー」くらいのイメージです。
ブログ入門記事はコチラ。
③企業に直接営業する
企業にメール等で直接コンタクトを取り、業務委託として仕事を受注する方法です。
クラウドソーシングで企業と契約する場合は報酬からシステム利用料が差し引かれますが、業務委託として直接契約をすれば原稿料がそのまま収入となり、必然的に単価は高くなります。
企業への直接コンタクトはスルーされてしまうことも多いため、ひたすらアプローチを繰り返す強いメンタルが必要となります。
企業のHPや自社ブログを覗いてみて「ライター募集!」の文字を見かけたら大チャンス。恋人へのラブレターを書くくらいの勢いで、気持ちのこもった営業メールを送りつけましょう。
④SNSで仕事を見つける
Twitterで「ライター 募集」などのワードで検索をかけると、案外多くの案件がヒットします。企業がライター募集専用アカウントを作って求人している場合もあるので、フォローしておくと仕事が見つけやすいです。
注意としては、SNSは誰でも匿名で利用できるサービスであるため、悪質な発注者も多数存在するという点です。
フリーライターを騙してぼったくり単価で記事を書かせようとする業者も存在するため、十分に警戒しながら仕事を探す必要があります。
フリーライターに求められるスキル
フリーライターになるために資格は必要ありません。しかし資格が必要ないからこそ、自身のスキルを高めてライバルに差をつけていく必要があります。
ここではフリーライターに求められるスキルについて紹介していきます。
文章力
文章を書いてお金を稼ぐのだから、当たり前ですね。いくら面白いアイディアや発想があったとしても、それを日本語として表現できなくては意味がありません。
フリーライターとして働くのであれば、文章力は生涯磨いていく必要があります。
リサーチ力
フリーライターが記事を書く際はネットや書籍、時には学会論文など、様々な媒体から情報を収集してくる必要があります。
ただし、情報を収集してただ記事に貼り付けるだけでは意味がありません(いわゆるコピペってやつですね)。
情報を収集した後、それを自分の中で整理し、独自の視点を付け加えるのが真のリサーチ力です。
コミュニケーション力
1日中キーボードをカタカタしているイメージが強いフリーライターですが、クライアントと電話やメールでやりとりをするのも仕事の1つです。
またフリーライターとして経験を積むと、取材が必要となる案件を受注することもあるでしょう。フリーライターにはそれなりのコミュニケーション力も必要です。
【まとめ】フリーライターへのなり方は簡単だけど、そんなに甘い仕事ではない
結論、フリーライターはネットに繋がったパソコンさえあれば誰でもなることができます。
しかし誰でもなれるからこそ、ライバルはたくさん存在し、生き残るのはそう簡単ではありません。
サラリーマンからフリーライターへ転身したいと考えている人も多いかもしれませんが、フリーライターの実情はしっかり理解しておくべきです。
確かに在宅ワークはとても魅力的な働き方ですが、それなりの覚悟と努力が必要ということを覚えておきましょう。
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